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運の流れを、変えてみる

今日は少し、妙な話をしてもいい日にしようと思います。口調も少しかえてみたりして。

なんでかわからないのだけど、
今年の6月後半あたりから「自分の運の流れ」が大きく変わる気がしています。

これは受動的ではなく、自ら運が変わるように動いている、その表現が近いかもしれないです。


フリーランス1本に絞って、4月で2年目になりました。

そして、6月、私は大きめなお仕事を2つ辞めます。
1つは長期のプロジェクトが完了するから、もう1つは自ら辞めることを告げました。

運が変わるように動いている、などとカッコよく言ってしまったけど、
つまり収入源を、かなり減らすことにしたのです。
そんな減らせるほど余裕のある生活は送っておらず、実は6月以降どうなるのか、とっても震えています。

それでも、心の奥底で「大丈夫だ」
そんな謎の気持ちがあります。

その理由の一つに、本との出会いがありました。
最近、喜多川泰さんの本を連続で読んでいるのですが、「運」の話がよく出てくる。そしてその運は、心のあり方で変わる、ということをその本たちの共通するメッセージとして捉えました。

例えば、上機嫌でいると運を捉えやすいこと、運は貯めると使うがあること、優しく強くありたい人に福の神は憑くということ。

一通り本を読み終えた後で、私の未来への不安はとっても軽くなっていました。なぜなら、「私の心の在り方は、きっと良い方に向かっている」そう確信したから。

私は今、初めて本を書いて、売っています。
初版は赤字でした。でも、それ以上に届けたい人に届けられることが幸せでした。本作りを通じて知り合った人たちは、きっと人生の友になるのだろうと思えた時、
その経験をくれた「本作り」は私に大きな価値をもたらしてくれました。赤字どころか、お金ではない何かが、流れこんでいるような気がして、今幸せだ、そう思えたのです。


これがもし、本作りで大金を得たとしたら、私はあっという間にピノキオになっていたかもしれません。目的も忘れていたかもしれない。
危ない。お金は手段であることを自覚しないと、人を簡単に狂わせてしまうから。

でも、お金を使う目的が稼ぐ目的が、自分の中にしっかりとあれば、もう不安になるものも、狂うこともないんです。

私の場合、目的は「声なき声を聞き、一筋の光を作ること」でした。
声の主は、自分かもしれないし、知らない誰かかもしれません。
そして作るものはなんだっていい。本でも、靴下でも、キャンドルでもいい。今回は本作りだっただけです。

そうと決まれば、あとはその方向に進んでいくだけ。
6月後半に向けて、自分の脳みそにも、余白を作る必要がある。そうして、私都合で迷惑をかけてはしまうけれど、いろんなものを辞めることを選びました。

それはとても怖い作業ではありますが、今の私には必要だと思った。
本当に大切な方へ、心向く方へ歩くには、中途半端では足りない。今の流れを作っている「要因」を勇気をもって取り除くこと、今の私にはそれしか考えられませんでした。

違和感のあるものの循環ほど、自分に埃を被せるものはないと思うから。

6月以降、健やかな自分であるために
今ここから流れを変えていく準備を。
震えながらでも、また一歩ずつ。

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