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ほっとけほっとけ

先週に引き続き今日も会社を休みました。でも前回の体調不良と違って、今回は計画休暇です。だけど不調といえなくもなくて、有休の取り方がなんか勿体ないです。

職場では人から相談される立ち位置にいます。でも最近は人の話を聞く機会があまりにも多くて、ちょっと疲れ気味です。色々仕事がうまく回っていない所が多いのです。そんなわけで、相談してくる人の言葉もヒートアップ気味で、声の音にまるみがありません。

別に話をしてくる人達は、私を責めてるわけでもなんでもなくて、訴えどころのないものを吐き出してるにすぎません。だけど四六時中そんな声の音を聞いたり、メールを読んだりしいてると、さすがに自分の何かが削れていきます。そしてそんな削れた部分を埋めるのに要する時間が最近長くなってきました。

おとんとは親子でも全然人種が違っていたと感じていますが、1番大きいのは「ほっとく」ことが出来るか出来ないかというところのような気がします。たぶんおとんが私と同じ立場にいたら、概ねのことはほっとくし、気にしないと思います。

私はと言うと、気にしないようにしてるつもりでもほっとかないし、たとえほったらかしたとしても、その状態に悶々としてしまいます。我ながら難儀な性格やと思います。

でもきっとそれが良い悪いというはなしではなく、世の中は私みたいな人間や、おとんみたいな人間がいい感じにポートフォリオを描いていて、バランスが保たれてるのだろうとは思います。

でも私にもちょっとくらいおとん的な要素があれば、もう少しくらい生きるのが楽なんじゃなかろーか、などと考えてしまいます。自分のほったらかすことの出来ない性格は、幼児体験の積み重ねなのか、自分がほったらかされて嫌な思いをした反動なのかはよくわかりません。


蹴上から山上方面をてくてくして、途中のカフェでお昼代わりのバナナパウンドケーキを食べました。

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ひとり黙々と食べてると、お店に子連れのスペイン人夫婦がやってきました。天使みたいに可愛い男の子に我が家の猫動画を見せると、とても喜んでくれてベビーカーの上で足をバタバタさせていました。

ああ、世の中こんな平和な時間も流れてるんや〜

そう思うと泣けてきます。そして、こんな時本当に本当に思うのです。「仕事辞めよ〜」って。

今の会社ではもう充分働きました。お陰で家も購入出来たし、子供も大きくなりました。これからはもっと、自分の心地よさを追求してもいいのでは。。。

そんな風に思います。


☆余談

三条から四条方面へ向かって、高瀬川沿いを歩きました。

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飲み屋街の猥雑さと京都らしい風景が、いい感じに混ざりあっています。

でも一歩脇に入ると、少し魔界めいた場所があって、なんとも言えない凄みを感じます。

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