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鉄火巻68本目

今日はキャンプ関係ありません。

ちょうどこの季節は教育実習期間でして
例年通り私のところにも1人実習生がついています。
実習生が来ると授業案の添削、
模擬授業の監督、教壇実習のフィードバックなど
業務が増えるので負担ではあるのですが
後継者不足のこの業界ですし
自分も迷惑をかけて実習を経ているので
引き受けるのは義務だと思っています。
まぁ、めんどくさがって引き受けない教員や
そもそも実習生を指導する力量の無い教員もいるので
毎年、ぼくはほぼほぼ担当することになります苦笑

一応、教職課程の最終局面まできている学生なので
真面目な子が多いのですが
最近、ちょっとなぁと思うこともあります。
昨今はパワハラなどの問題もあり、
こちらも実習生は気をつけて取り扱うようにしています
例えばアドバイスをしたときに
「こっちの方がうまくできると思う」と
本人が言う場合は頭ごなしにダメだというのではなく
「じゃぁ、明日はあなたの案でやってみよう」と
言うわけですが大抵の場合は失敗します。
まぁ、実習なんで失敗してなんぼですし
そこで学んでくれれば別にいいんですが
また次も同じように「こっちの方がうまくできると思う」と
自説に固執するんですよね・・・
やんわりと
「昨日も失敗してるんだし今回はアドバイスを聞いたら?」
と伝えると割と不満そうな態度を示されます(苦笑

ぼくは自分のやってることにそんなに自信がないし
たいした能力があるとも思ってないのですが
割と経験が浅い人や仕事できない人に限って
過剰な自信があるよなぁと最近思います。
まぁ、これは生徒にも言えることですが
結果が出ていない生徒ほど自説や我流に固執して
アドバイスをすると迷惑そうな顔をして
さらに状況が悪化するんですよね。。。

無理やりにでも正すのがいいものなのか
「自主性を尊重する」と称して放任するのがいいものか
仕事でも教育でも悩みどころです。。。
・・・と思っているところに、
先日の自衛隊での痛ましい事件を耳にしました。
詳細がわからない状況で部外者があれこれ批評するのは
よくないと思うので直接的には触れませんが
他人に助言をする、指導する、叱るというのは
難しいことだなぁと改めて思います。
我々の仕事は叱ることから逃げてはいけないと思いますが
それでキャリアを棒に振ったり、殺されたりしたら
割にあわないよなぁなどともやもやすることもあります苦笑

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