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鉄火巻66本目

先日、半年ぶりに浩庵キャンプ場に行ったわけですが
浩庵には既に結構な回数いっていて
今回、決めたことがあります。
浩庵には当分、行かないということです。

ぼくが最初に浩庵に行ったときはコロナの二年目だったかな?
それまでの先着順から予約制に移行して
ついに念願の浩庵に行けるということで本当にワクワクしていて
実際、初めての浩庵はキャンプ人生の中でも最高の体験でした。
ゆるキャンの第一話に登場し、物語の原動力となったのが浩庵でしたが
セカンドシーズンのオリジナルエピソードや
映画版でも重要な役割を果たしていました。
それだけの魅力が浩庵にはあると思うし、
ぼくにとっても大切な場所でした。

しかし、ここ数回、行くたびにマナーの悪いキャンパーに遭遇して
不愉快な思いをするようになりました
これは利用者の問題であると同時に
無関心な管理者側の責任でもあると思います
浩庵は富士山と本栖湖がある時点でもはや経営努力は不要なキャンプ場です
恐らくトイレや水場がなく、利用料が倍になっても
来場者は途絶えないでしょう。
管理棟はキャンプ場のはるか上にあって
スタッフは高みの見物を決め込んでいるだけです。
キャンプ場が荒れようが知ったこっちゃないし
嫌なら来なければいい。客ならいくらでもいると。
恐らくスタッフはキャンプに関心が無い人が大半なんだと思います。
普通、自分たちが本当にキャンプが好きだったら
自分たちのキャンプ場を荒らされないように尽力するはずです。
あんなに素晴らしい場所に対して無関心なスタッフというのが
本当に悲しいなと思います。

ただ、今回、浩庵に今後いかないことに決めた理由は
単にキャンパーの民度が低いことや
スタッフの無関心に対して怒っているからではありません。
ぼくはやっぱりキャンプが好きなのであって
有名キャンプ場に行くこと自体に
それほど関心がなくなっているというのが大きな理由です
今回、対馬の三宇田キャンプ場に行ってみて思いました。
誰もいないキャンプ場に波の音が静かに響いて
空を見上げると満点の星空が広がっていました。
きっと全国にはまだ見ぬそんな素晴らしいキャンプ場が
たくさんあると思います。
なのでこれからはそういう場所を自分で見つけていきたいなと思います

昨今、キャンプブームも終焉に向かっていると言います
また浩庵にも静けさが戻ってくることもあるかも知れません
そしたらまたあの素晴らしい富士山と本栖湖を見に
戻れたらと思います。

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