「好きなこと」を仕事にするということ。
僕は20歳で社会に出てからずっと、福祉関係の仕事に従事していました。
料理に関しては「趣味」というレベルで、まさか店を始める事になるとは思いもしませんでした。
ただ、以前の仕事が嫌だったわけではありませんでした(福祉の仕事は楽しすぎるエピソードが満載でした!それはまたまとめます!)。
それよりも「料理」に対する好奇心の方が強かったのだと思います。
「店をやりたい」と本気で思った時、僕は野菜の皮剥きが出来なかったので、ずっとピーラーを使っていましたし、開業する為に何が必要なのかも全く知りませんでした。
そんな人間が本当に店を始める事が出来たのは、「料理を作るのが好き」という明確な気持ちがあったからだと思います。
「好きな事だけして生きていけるほど世の中甘くないぞ」という人もいますが、いやいや真逆です。
「好きなことだけして生きていく」ことの方が、どれだけ難しくて度胸と覚悟がいるものか。
おそらく、そういう事を言う人は、色々な理由をつけて「好きな事をする」事を諦めてきている。
もしくは「諦めさせられてきた」のだと思います。
「好きな事だけして生きていく」というのは、「好き勝手して生きていく」事ではありません。
覚悟と決意を持って生きていく、と言う事です。
退路が無くなる、と言う事ですからね。
でも、「生きてる!」という実感は半端ない位に感じますし、ビックリするくらい楽しくなりますよ。
人と違う事をすると、100%否定されると思います。
でもそれは正解だと思います。
だって、人と同じ事をしても何も面白くないですからね 笑
誰かの土俵で勝負して圧倒できるのであれば構いませんが、そうでないなら、自分で土俵を作った方が面白くないですか??
わざわざ負ける戦いをしても仕方ないと思いませんか?
皮剥きも出来ない。
魚もろくに捌けない。
出汁も引いた事がない。
でも、ちゃんとした気持ちがあれば、絶対に届くものなんです。
そこに向かって本気になりますし、努力します。そして、それは全く苦にはなりません。
それで結果がでなければ、単純に努力が足りなかったんだと思いますし、それならもっと頑張ればいいだけです。
断言できます。
「好きな事を仕事にしよう」
TE kara TE は、そこから始まりました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?