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※ネタバレ注意/忘れないうちに、「オレのウルトラマン」と「シン・ウルトラマン」と「怪獣世代」のこと その5

念には念を入れて、重ねて警告しておきますが、本note投稿は、、映画「シン・ウルトラマン」について、バリバリにネタバレしながら語っています。
なので、まだ「シン・ウルトラマン」を観ていない人は、まず映画館へ行って、映画を観てくることをお勧めします。
公開終了後に読む人で未見の人は、DVDなりBDなり、動画サブスクなり、とにかく観てきてください。

その後、このnoteのことなんて、忘れてもらってもかまわないので(笑)

あと、今回の文末でろくでなしなこと言ってますが、

まぁ、気にすんな。おたくの戯言だ。

というわけで、続き。




そして、ネロンガあらわる。

ネロンガって、初代ウルトラマンやバルタン星人と、ビルセット周りで絡んだ著名なスチール写真があって、いろいろなところで使われてきた。
そういう意味では初代ウルトラマンのイメージを「代表する」怪獣だと思うわけだ。個人的には。

……まぁ、「パゴス→ネロンガ→ガボラ」って流れがやりたかったんだろうな、とは思うんだけど。

で。
「禍特対」が登場。
個人的には、「オレンジ色の戦闘服」も採用して欲しかったなぁとは思ったんだけど。
禍特対を、行政機関の一部門として、政府の中に位置づけるというのは、科特隊の存在意義にリアリティを持たせているという意味で、良い設定だと考えた。
一方で、「あぁ、そうか。この世界では禍威獣(怪獣)は日本に集中して現れるんだっけ」と思って、ちょっと残念にも思った。
だってほら、そうなると、「海外には科特隊はない」わけで。

「科学特捜隊(科学特別捜査隊/科特隊)」は「国際科学警察機構」の下部組織」、国際機関なので、パリとかNYとか、日本(東京)以外にも支部があってさ。
「シン・ウルトラマン」の世界には、科特隊インド支部のパティ隊員(演者は、女優でモデルの美女、マリ・アンヌ)はいないのか~と、思たんだわ。 それだけ(笑)。

そして。「見えない禍威獣」と対峙する、自衛隊と禍特対。
ここで、自衛隊の前線司令部にのりこんだ禍特対と自衛隊の間の
「指揮権の引継ぎ」
があったのが、「あぁ。“シン”だからな」と思わせたポイントだ。

「原因不明の災害→禍威獣災害」と認識が変わったとたんに、「自衛隊→禍特対」と、行政執行上の権限移譲が行われ、現場指揮権が自衛隊の作戦司令から、禍特対専従班の班長である田村に、スムーズに移行される。

登場する組織の構成、権限を明確にすることで、フィクションの世界にリアリティを注入するのは、シン・ゴジラのフィクション構築で成功した手法。
庵野秀明プロデュースの作劇の特徴だ。
そして。ここでつまり、本当に明確にされているのだ。
「禍特対」は、自衛隊等の国家機関レベルの組織にも、完全に認知されているのだ。
「禍威獣退治の専門家」
であると。

そして。透明禍威獣ネロンガは電気を食って姿を現す。
避難に遅れた子供を見つけた禍特対の神永が、保護に走り出す。
これは、ウルトラファンには、お約束のムーブだ。

なるほど、彼が “ハヤタ” だ。

そしてヒーローは飛来する。
時速12000Kmの速度で。

地球人という、銀河の辺境に発生した、知性はあっても未だ原始的な生物が、「他者のために命をなげうつ」という、生物として謎の行動をとったことに、居ても立ってもいられずに。

つまり……ひとめぼれして。
キュンキュンしてしまって、
思わずそこに飛び込んでしまったのだ。

そんな、乙女な、ピュアな。
彼。

ウルトラマン。

つまり「シン・ウルトラマン」とは。

「地球人萌え! 神永君推し! 彼とか、彼の所属グループの事とか、もっと知りたい! 地球人類、箱推し!」

な、

「地球人オタク外星人、ウルトラマンの推し活 物語」


なのだ!
(違う違う! 言い方!)

え~と。
一息つく。

昼飯前に、概ね1500W

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