日陰に秋を感じた日

note初投稿！

タイトル難しいわ…
めちゃ考えたけど
日記や～ん 
と
開き直って書きます。

私にはたくさんの肩書がある。
シングルマザー
個人事業主
ガンサバイバー

なかなかウェットな人生じゃないかと自分でも思うわけです。

個人事業主になって6年目
シングルマザーになって4年目
ガンサバイバーになって2年目

ひとり店主のぱん屋で
そこそこお客さまも定着して
お店は私のお城！
お店に一歩入れば…
自分だけの世界。

離婚して
なんとか貯金を切り崩しながら
子どもとふたりの生活が始まり
お店も続けながら頑張った一年後
お店の移転と自宅の引越し…

長年住み慣れた田舎から
ちょっと都会に引越した。

お店の移転は口コミで広がり
OPENの日は
"地車の日より人が多かった"と
CLOSEまで途切れること無く
無事終了…

ひと言 
 "やったぁ"  
と こぼした言葉を思い出すあの日の事。

移転から2年たち
2週間ほど過ぎた日に体の異変を感じ病院へ…

胸騒ぎが酷かった

"直ぐに紹介状書くから
大学病院行ってね"
"エコーだと全くどうなってるのか分からないくらい腫れてる"

あぁ やってしまった

少しの間辺りがスローモーションになった記憶。

第六感はビンゴ

大学病院の外来を待つ間…
遠足に行く前日のような気持ちだった。
お菓子は300円まで…みたいな。

"おそらく卵巣がんです"
"肺転移や大腸転移もある可能性があります"

全部 他人の事を聞いてるみたいで
泣き崩れることも無く
淡々と聞いていた。

色々一生懸命頑張って生きてきた
よなぁ 私。
不妊治療も
介護も
ボランティアも
義母と同居も
主婦業も仕事も
頑張ってきたよなぁ私…

なのに
癌になったやん…

誰かが
人生はプラマイゼロ
言うてたのに
私の人生まだまだマイナスやったんやなぁ…

死ぬんかなぁ

生きたいなぁ

やっとこ
お店起動に乗って
これから楽しい事いっぱいしよ
って思ってた矢先やん

絶望ってこういう時
使う言葉や
神様なんかおらんし
私 何か悪いことしましたか…

そんな2020年 6月を過ごし
今 2021年 8月が終わろうとしてる。

人は病気…死が近くにあるかもしれない病気をしたら
ふた通りの考え方に分かれるみたい。

過去の自分を悲しみ続ける人

未来の自分しか想像せず笑ってる人

私は後者の人間。
もう 笑って生きるしかない！

今日も幸せな一日でした。
Love&Peace
ありがとう