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【全歌詞解説】さよーならまたいつか!(後)

見上げた先には 燕(唾め→唾が後で出てくる)が飛んでいた(でった→音便)
気のない顔で

もしも私に翼があれば 願う度に(旅に)悲しみに暮れた
さよなら百年先でまた会いましょう(会えましょう→母音ずらし)心配しないで

いつの間にか 花 (そのまま発音→春としてもよかったかも)が落ちた
誰かがわたしに(誰か変わるわたしに→母音ずらし、意・輪廻転生)嘘をついた
土砂降りでも構わず(カバーせず→和英混淆文)飛んでいく(飛んでく→音便) その力が欲しかった

誰かと恋に落ちて また砕けて(股くだけて→下ネタ) やがて離れ離れ
口の中はたと(はらわたと→スプラッタ表現)血が滲んだ
空に(永久に)唾(前掲の掛詞を回収)を吐く(春としてもよかったかも)

瞬け羽を広げ 気儘に飛べ(越え)
どこまでもゆけ
100年先も憶えているかな
知らねえけれど
さよーなら またいつか!

しぐるるやしぐるる(こんな日本語は聞いたことがない、おそらく井上陽水フォロワー、しぐれる・や・しぐれる?)町へ歩み入る(何かを入れているが、そんなに大事ではない、いわゆる、あそび)
そこかしこで袖触れる
見上げた先には何も居なかった
ああ居なかった

したり顔で触らないで(騒がないで)背中を(助詞を、の発音は最少)殴りつける的外れ
人が宣う地獄の先にこそ わたしは春(ハルは本作品の眼目で或る)を見る

誰かを愛したくて でも痛くて(手も痛くて→後述の「握り」に掛かる)
いつしか雨霰
繋がれていた(てった→音便)縄を(ままを)握りしめて
しかと噛みちぎる(神契る)
貫け(下ネタ)狙い定め(下ネタ) 蓋し(けらし? 過去助動詞「けり」未然形、意は詠嘆 or なにかの形容動詞活用語尾+直接体験過去「き」連用形か)虎へ(永久へ)
どこまでもゆけ
100年先のあなたに会いたい
消え失せるなよ(キー・エー・ウッセィ→おそらく北欧由来の古語)
さよーならまたいつか!

今恋に落ちて また砕けて(股くだけて→下ネタ)
離れ離れ(事を済ませて→下ネタ)
口の中はた(わた→スラッシャー表現)と血が滲んで
空に(永久に)唾を吐く
今羽(いまはね→不明? とりま、の意か)を広げ 気儘に飛べ
どこまでもゆけ
生まれた日からわたしでいたんだ
知らなかっただろ
さよーならまたいつか(またあいつか)!


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