おねーちゃんに怒られた。

「てーくん、そこに正座です。」

夕食を済ませて一息ついていること、おもむろにおねーちゃんがそう切り出した。
…原因については心当たりがあるので、素直になおった。

「あ、床に直だと固いね、クッション敷いていいよ」
謎の優しさを発揮されて、おねーちゃんとお揃いのクッションの上に座った。
…おねーちゃんに怒られるなんて久しぶりだなぁ。直近だと、去年の冬おねーちゃんが毎日1個ずつ大事に食べてたチョコ、最後の1個を食べちゃったことだっけ。

「ちなみにあのチョコは去年限定だったからもう二度と食べられないんだよ」
完全に思考を読まれていた。そしてこれはあれだね、再燃させてしまったね。甘いものの恨みは恐ろしいよね。

「さて、おねーちゃんは怒っています。なんで怒っているでしょうか。」
アドベントカレンダーを4日ほど更新できなかったからです…」
「分かってるならよろしい。このはなしおーわりっ」
…あれ?思ってたより早く終わった。コーヒーとチョコレート持ってきてくれたから完全に終わったやつだ。

「え?分かってるならいいよ。わたしからこれ以上くどくど言う時間がもったいないでしょ、早く次のnote書いてよ、ほらほらわくわく」
飲み会の前日にはストックか、せめて6割くらい書いておこうと思います…
「まぁ、ほぼ毎日なんて狂ったことをなんでやろうと思ったのかは未だに謎だけど、やるって言ったからにはちゃんとやらなきゃね。」
楽しみにしてる人、多いらしいじゃん?共用アカウントだから知ってるよ、とドヤ顔でご満悦なおねーちゃん。かわいい。

「ていうか、他の人のアドベントカレンダーは絶対遅れちゃダメだからね!」
「はい…それはもう本当に承知しています……」

無題

「うわ… これは本当にうわだよてーくん……」
「自分でもそう思う。」

「とりあえず10個note書けたね!あと半分くらい!まだ書くことある?」
「狂気編はいくらでも書けるけど正気編がそろそろネタ切れかも」
「正気正気って言ってるけど全部やばいよ、正気かもしれないけど同じくらい狂気だよ」
「今日のおねーちゃんちょっと厳しくない?」

「ほら、正気が狂気なら狂気も正気かもしれないじゃん?」
「今日一番おねーちゃんが何言ってるか分からないけど、なんか分かりそうな気がする。」
( ・´ー・`)「ドヤァ」

「きっと誰もteina1017に正気なんて求めてないんだよ…」
「今日のおねーちゃんちょっと厳しすぎない?」
「まぁ私は応援してるから!好きなように書いちゃおう!」

おねーちゃんに怒られたけど応援されました。
こうして段々狂気と正気の境目が曖昧になりゆくのね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?