8軸雪花相剣のサイドについて

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1.はじめに

サイドデッキに関しては常に変動しますし、多分抜けないのはアトラクター、電光ー雪花の二種類でしょうか。

自分の地域差によって採用が変わってくるので今回は採用した理由、対面についての説明となります。

2.現段階で採用されているカード

【ディメンションアトラクター】

ほぼ全ての環境で使える最悪の誘発です。素引き前提、発動条件の都合上主に1ターン目にしか撃てない代わりに次のターン終了時まで墓地へ行くカード全てを除外します。

サイドに入っている理由は相剣の墓地効果や叢雲等の墓地利用が少なくないためです。

アトラクターはただのターンスキップではなく増殖するGのケア、相手の展開を止めた後のリソース削り等も兼ねています。スタンバイアトラクターは非常にもったいないです。

幻影、電脳、プランキッズ、ドライトロン 、シャドールetc…8割以上のデッキに刺さります。入れるなら3枚入れましょう。

【電光ー雪花ー】

永続効果でセットカードに牽制できるカードでスタンバイフェイズを超えれば対策はモンスターか召喚無効しかありません。

雪花型デッキとの相性が非常に良く、エルドリッチ等はこのカードだけでゲームエンドに持っていける事もあります。

このカードが無ければエルドリッチに対して勝ち筋が細くなってしまうため三枚固定でも良いと思います。

【スモークモスキート】

相手の攻撃によりダメージを受ける際にそのダメージを半分にし、特殊召喚後そのままバトルフェイズ終了させるモンスター

自分の場のモンスターとレベルを同じにする効果もあるため、エクレシアと8シンクロが出来るのとレベル8と8エクシーズ出来るのが利点です。

ET、EDでの凶悪カードであり本来の雪花カグヤにおける先行でのライフを守るカードです。

今後このデッキを握っていても先行を渡されないようであれば抜けていくかもしれません。

ヌメロン系やゼロヴォロス等の一部のワンショット系対策になる上に通常召喚でも腐らないため3枚採用しています。

【応戦するG】

対シャドール、spiral、ドライトロン、電脳等に刺さるカードです。胆振CSではspiral、シャドールが一定数居るので採用しました。

アラメシアの儀に発動も出来ます。ドラコバックで戻される事も多いですが旅路のコストを除外出来るのでコストドラコバックによるコスト軽減の対策になります。

破壊されれば増殖するGをサーチ出来る上に特殊召喚にターン1が無いためドラコバックで戻された後の融合にも撃てます。

出来れば3枚積みたいですがディメンションアトラクターとの効果重複の絡みで2枚にしました。

【原始生命体ニビル】

展開系に対する牽制札、グリフォンライダーとバロネスが1度妨害効果を使った際に次のターン効果が使えないため、そこを一枚で止めるカードとして入れています。

もちろんケアされなければ全てを台無しにする事も出来ます。ただしこのカード単体を握ってターンを貰うとそれだけで一枚捲り札が減ってしまうので相手を見てからサイドから入れます。

展開系全てを見れるがそもそも展開系にはある程度耐性があるので2枚採用としています。

アトラクター等他の誘発で展開が止まるデッキであれば入れない事もあります。

【生きる偲びのシルキィ】

手札と墓地に存在する時、お互いのモンスターを一枚ずつ選択肢し、裏守備にしてから特殊召喚します。裏守備に一枚も出来なかった場合は手札、墓地に残ります。

バロネス等の発動無効系、ミドラーシュ等の永続効果系に対して発動する事でリソースを残しながら妨害を踏む事が出来ます。

自分の場は相手ターンに出した叢雲、リリースで回避出来るパンクラやエクレシア、効果を受けないファイナルシグマ等が適任です。

8レベルとシンクロで10シンクロに触れるのが強みですがリンクがメインの相手だと腐りやすいため2枚サイドに入れました。

3.その他のサイド候補

基本的には採用したかったけど採用する枠を悩んで採用しなかったカード達です。

【妖精伝姫ーカグヤ】

サイドチェンジにてトークンコレクターや結界像等相剣のメタに対して相剣と入れ替えで入れるプラン

相剣パーツ全てを入れ替える大掛かりなプランが出来るもののその変更を判断できるほど煮詰まっていなかった。また、3枠使うなら他の誘発を詰める方が良いと判断しました。

鉄獣やグリフォン、アポロウーサ等に強かったりしますが特に困りそうな場面が無かったため見送りました。

【屋敷わらし】

他の誘発で止められないカードを止められる可能性があります。増殖するGに対する墓穴等

ただ、ディメンションアトラクター等が適用中はほぼ使う機会がないため見送りました。

スカルマイスターも同等の理由により見送りました。

【ハーピィの羽箒】【ライトニング・ストーム】

雪花の光との入れ替え候補達、後ろを固めるデッキに対しての有効なカードです。

このデッキ相手に魔封じ勅命を入れる人は少数派だと思いますので虚無空間やサモンリミッター、スキドレの解答になります。

今回見送ったのは発動してもシャドール、エルドリッチにリソース負けする事が多く、電光雪花で解決出来るのでそちらに任せました。

【神系罠、マクロコスモス等】

俗に言う罠型に構築を変更するプラン

先行後攻の選択権がない場合、裏目が大きすぎるので見送りました。

毎度後攻取りたがるのが周知されて来たのであれば相手が後攻を取る可能性が上がるため有効なプランになると思います。

【壊獣関連】

確実に相手の盤面を一枚落とせるカードですがカグヤがいなくなったことにより処理手段が少なくなり、壊獣でしか解答がないカードが少なかったため見送りました。

アルファとの相性の良いラー玉あたりなんかは一枚か二枚採用すると良い味が出るかも知れません。

4.サイドに採用していないカードについて

ドロールロックバードやロンギヌス等の相手の動きを止めるカードについては相手がある程度動いた所で発動しなければリソースで負けてしまいます。アトラクターがその点では最高クラスのためその他の採用を控えました。

今後採用するかと言えば、特殊な理由がない限り入れないと思います。モンスターだけで色々な方向から対策するのを目指しています。

特筆するとすればトークンコレクターは雪花相剣と噛み合わない場合があるので抜きました。相剣に対しては効果抜群なのですがエクレシア、パンクラを阻害します。

5.最後に

サイドに関してはまだ煮詰められる所が多いと思います。誘発を増やしても良いと思いますし、違う動きをするためのカードを入れるのもありだと思います。

大事なのは相手の想定外の妨害が出来るのが一番なのでここぞと言う時に見せられるカードを採用していきましょう。







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