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72歳、英語もスペイン語もできない私が、ブエノスひとり旅90日 その10

2018年9月6日
今日はこの方、マエストロTOTOと。


この方もお幾つだろか。
マエストロ・ミロンゲーラという方たちに踊って頂いて稀にみる貴重な体験をさせていただいた。
魔術師です。
踊れない私が踊っている。
共通していたことは私が勝手に動く(頭が働く)とその瞬間「ノー!」の強い一言で、動くのを止める。
そして彼らの身体は卵の殻を割ったようなゴムまりのような臍・中心を感じさせない。

https://www.facebook.com/teiko.ikeda/videos/1903875279704614/

https://www.facebook.com/teiko.ikeda/videos/1903875343037941/


2018年9月6日
お玉を買った。50ペソ(150円位)。


なんとも平べったい!
鍋をひっくり返してお椀に入れていたがやはり不便です。
新しい宿のキッチンはお鍋も良い品で台所用品が全てが揃っていてうれしい。

おたまだけがない!
スープを飲む習慣がないようだ。


2018年9月6日
オレンジがすごく安くて美味しい。


ジュースにして朝の一杯。

サンテルモの蚤市ではオレンジを7個使って絞ったのを70ペソ(280円位)。
街なかの歩道で売っているのは50ペソでした。
大きな・大きな房の葡萄は260ペソ(880円位)。
果物も野菜も美味しいです。


2018年9月7日
タンゴ哲学語録は、「音楽はあなたのためにあります」「あなたの音楽を表現する」「身体はしゃべる、足は歌」「地球はあなたの足を待ってます」マエストロ・マエストラたちの言葉は次から次とでてきます。

https://www.facebook.com/aljazeera/videos/10155949794218690/

私はアー!でなるほどと理解し、ウー!で言葉とあらだがガラガラ。


2018年9月7日
リカさんがプロデュースしたドキュメンタリーの映画。


リカさんがこのドキュメンタリーを作るために神様から与えられた20年間であったと思わざるを得ない。
9月15日にブエノスで観るのが楽しみです。
東京・大阪公開は12月のようだ。


2018年9月7日 
Pocho y Nelly - milonga

https://www.facebook.com/objectivetango/videos/1077368085639505/ 


2018年9月7日
昨日は午後4時に鍋焼きうどんを作る。


残り物の生ハム・いんげん・ワカメ・レタスを入れ味噌味にした。
美味しい時に出る「う~ん」で、1人悦に!
満足して、ねむ~く。
夜のmilongaは止めて夜10時ベットに入り朝7時に目覚めた。
気持ち良い朝です。
春の暖かな日差しが差し込んでます。


2018年9月7日
Dias buenos
写真はパレスホテルがある高級住宅街の公園です。


「僕は日本が大好きです。あなたはアルゼンチンをどう思うか」とUber(予約タクシー)の運転手さんにきかれました。
「危険と隣り合わせの国アルゼンチンですが、エキサイティングします」と私は答えた。(このように書くといかにもスペイン語が話せるみたいですが、アンチョコを使いながらですよ)

約50日目の朝を迎えました。
道路を歩く時は糞を踏まないようにとか上も左右も後ろも気を配って歩くことも、宿にしている家の戸を開ける時は左右後ろも見て危険な人はいないか見ることも、鍵が使い古していて鍵がスムーズに開くことは稀で開かないこともありスタバで過ごしたことも、八百屋での買い物も、USINAの危険地域に行くことも何もかもが緊張で心臓が止まりそう。
でも「出来ないこともない」と自分に言い聞かせてきました。
3度めの引っ越しも経験してようやくアホな顔して、ハハハ、フフフ、へへへで笑う声がでるようになりました。

年を重ねるほどに環境になれるのに時間がかかります。
30数年前のこと思い出します。
2人の娘たちが小学2年と4年生だった時、長野県北安曇郡八坂村に1年間山村留学した時のことです。
夏休み体験で山村で過ごしたことがきっかけでもっと山村留学したいという子どもたちの願い。
あなた達が行きたいというのなら「お母さんは仕事しながら好きな本でも読んで過ごすわ」と言って送り出したが、身体は受け付けなかったようで急に蕁麻疹が毎晩出るようになり、喘息でもないのに喘息のように呼吸困難に。
医者に行くと「完全に喘息です」という。
子どもがいない生活を頭でなく身体が受け入れるようになるまで6ヶ月。
喘息の薬は飲まなかったが喘息もでなくなりました。

72歳の挑戦は「なんとかなる!」でクレイジーですね。
日本を発つときには多くの方に応援を頂き、アルゼンチンでは長く住んでいる方々につながり、おかげで助けて頂き「ここは楽園だ!」と思えるように。
ありがたいな。

「JULIA」(フリア)
寝ながら私のタンゴの呼び名の愛称を考えたと、日本からメッセージを送ってきてくれました。JとLの発音が難しいがと書かれていましたが、寝ながらというのが良い夢につながって嬉しいと思いました。
イメージが音楽的なのも嬉しい。

私の名前は「庭子」「庭」はスペイン語でjardinハルディンの名詞。
名詞を言われて何というのか私がハルディンといってもポカンとしてそっぽを向かれていました。
庭のJardinから「JULIA」で女性名詞に。
そして「JULIA」の語源は「森」という意味という。
それを聞いてつながりにゾクゾクした。
私の旧姓は「森」なんです。

沢山の天使がキラキラと降りてきて夢を見させてくれています。
今回の天使から頂いたニックネームを音を楽しむという”音楽”のようにして「JULIA」を楽しみたいと思います。
早速、スペイン語の先生が「JULIA」と呼んでくれました。即、気づかず。ハハハ、フフフ、へへへでした。


2018年9月8日
ミロンゲーロ、最高❣


彼は12月に日本に!日本で再び彼に会えるのは最高のクリスマスプレゼントです。
彼はプリンを。

プリンにはチョコラテとミルクのムースがのっている。
私もプリンを注文。これもアルゼンチンの食の文化。

彼女の豊かな表情はタンゴにも豊かな表現が。

グループレッスンのあと、ビーンズの肉煮込みなど家庭料理を出す地元のレストランに。

こういうところもワクワクします。
リカ天使さんありあとう。


2018年9月8日
彼女は88歳。
素晴らしきミロンゲーラ・Ofelia Rosito(オフェリア)。


リカさんはみなさんを喜びにする天使です。

https://www.facebook.com/teiko.ikeda/videos/1906810469411095/

https://www.facebook.com/teiko.ikeda/videos/1906814919410650/


(以上)


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