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庭子73歳、コロンビアに恋して 〜強制外出禁止令150日〜 No.4

【70歳は鼻垂れ?ーコロンビアで重要だと思ったこと】

コロンビアから日本に帰ってきて『49日』が過ぎて日本の身体になりつつ。六本木ヒルズ森美術館STARS展を観に行った。
草間彌生氏は当年(2020年)で91歳とは!!!!

図1


この写真は草間彌生氏の作品でタイトルは「たくさんの愛のすばらしさ」。2019年に作成されたので草間彌生氏90歳のときの作品である。
葛飾北斎は「富獄36景」は70歳前後に制作を始めて、89歳で描いた「富士越しの龍」図は最高傑作の一つと言われている。

図2

北斎は「73歳にして獣虫魚の骨格・草木の出生を知り、86歳にして(その腕は)ますます進み、90歳にして奥意を極め、101歳にして神妙にならん。
110歳にして、一点一格が生きるごとくならん」。
110歳まで生きれば「生きるが如く描く」と己の成長を疑わなかったと。
作家の芹沢光次郎氏も90歳から人間シリーズを5冊書いている。

「60歳・70歳はハナタレ小僧」なんだ!!!納得!!!!何が起きるか?! 

西武・そごうの樹木希林さんをモデルにしたキャッチコピー「年齢を脱ぎ、冒険を着る」の言葉を勝手に使っていましたが、北斎の言葉を見るとあたり前のこと。
「やってみないとわからない」で行きましょう。
「やってみないとわからない」で、英語も「アイ・ラブ・ユー」しか言えない私はスペイン語はもちろんゼロ!
その私がコロンビアに来てしまったのだ。

「なぜスペインでなく、コロンビア?」「なぜ、危険な国コロンビアに?」にと尋ねられると「コロンビアはスペイン語が一番きれい」と聞いたからコロンビアに。
だたそれだけ。
私って、後先考えないで「やってみないとわからない」病かも。

今までも私は右往左往しながら小さな挑戦・大きな挑戦をしたから生きてこれたとおもう。
それはたくさんポチってきたから、ポチる力が少しあるかも。
そして、何故ためらいなくできるかって?
もしかしたら上手く出来るかもしれないと淡い甘い冒険に暴走してしまうのである。
一方で、病になるほどに打ち込むのは良いが私は芸術家でなく唯の人である。
周りに迷惑をたくさんかけてきたと思う。
二人の子どもたちは私の身勝手な振る舞いに辟易していると思う。


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