堀元見vs落合陽一 ようやく終結

一部の界隈で話題になっているプチ炎上騒動について


内容に入る前に僕の立場から話すと、堀元見さんはゆる言語学ラジオはもちろんインテリ理屈ラジオをほとんど視聴しているレベルのファンであり、落合陽一先生に関しても前から言っていたデジタルネイチャーの概念が最近の生成AIの進展により肌感覚として実感。
落合さん話は難しい時もあるが背景となる文脈が分かれば意外と理解できると思う。

この騒動の後でも堀元見さんのコンテンツの魅力や落合陽一さんの時代を見据える大局観を尊敬している。


そしてなにより、完全な部外者でありこれから話すことは個人的な妄想でしかないことをはっきり伝えておく。



今回の流れ


きっかけは堀元見がこうちゃんという元QuizKnockのメンバーを批判する内容の記事を有料で投稿

それを見た人がこうちゃんのライブ配信で告げ口

こうちゃんが批判記事に関して投稿

それを見た落合陽一が、悪口を言うコンテンツを見ることの気持ち悪さをみんなで指摘しようぜと50万人のフォロワーに呼びかける

そしてこの件で反応した人にメンションを送りつける

それについて堀元見が茶化すノートを書く

落合陽一がえらいてんちょうやけんすうとX上で議論し、(完全主観だが)正論を言われる

落合陽一がゆる言語学ラジオの水野大貴や情報学会にまで「誹謗中傷を是とするのか」と問い詰める

堀元見が真面目な反論と謝罪のノートを投稿し落合陽一に送る

落合陽一も手打ちにしようと同意しようやく終結


概ねこんな感じなはず。




そもそも始まりから無理があった

落合陽一は悪口で人の関心を引くようなやり方を問題視し変えていこうと発言していたが、最初の発言がみんなで指摘しようぜとネットリンチ気味な時点でこの活動が成功するわけがない。
※ここで言う成功とは、堀元見に悪口と評した批判を辞めさせたり問題のある記事を削除させることを指します


6年前、堀元見がNewsPicksのWEEKLY OCHIAIという番組をイジったことが不満だった落合陽一。

今回こうちゃんのポストをきっかけに爆発してしまった。


堀元見が謝罪した理由

これは本人も言っていたが周りに迷惑がかかるから終わらせたかった。

なによりインターネットの世界に水野さんを引き込んだにも関わらず、ゆる言語学ラジオならともかく個人的な活動で相方に迷惑をかけるのが心苦しかったのが一番大きいのではないかなと。

謝罪はしつつも、誹謗中傷はダメだが批判を影でやる分には問題ない。

それが許容されるべきだという主張は一貫している。



落合陽一が応じた理由

これ以上続けても自分が望むような方向に進まないことは目に見えていた。

正義でもなければ単なる私怨。

そんな中で相手から引き際を作ってくれたら応じたのだろう。

それと今までずっと茶化してきた堀元見が初めて正面から向き合ってくれたと感じたのではないかなと。



もうその芸風無理なのでは

ゆる言語学ラジオやゆる学徒たちを抱えたまま、悪口風批判を続けるのはデメリットの方が大きい。

社会に光だけが必要で闇を追い出そうとするのに反対なのも、茶化したりイジる自由が担保されるべきというのはすごく分かる。

だけどその自由と相方やステークホルダーへの迷惑はトレードオフだと考えると、自分は身を引いて他の人に任せて良いのではないか。

結局ここらへんは自分がなにを大切にしたいかであり、場所を変えたり例えば1000円で公開したりしながら続けるという選択もある。



本当の和解へ

これだとおれはいいけど周りに迷惑だからやめろで終わらせただけで、両者納得はしていないはず。

表面的な解決ではいずれ再発してもおかしくない。


落ち着いたら二人で真面目に議論する場が必要なんじゃないかと思う。

多分落合さんは茶化されるのが相当嫌いだ。

お互いの根底の価値観を話し合って理解できるところや違うところを認識した上での和解が望ましい。

ちゃんと和解出来たら堀元見に佐々木さんの司会ポジションをやらせて困らせよう。

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