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感じの悪い人に遭遇したときは、ぜひ。

感じの良い人と、感じの悪い人のどちらにも会えた日。
あなたは、どちらの人のことを多く考えますか。

人は、自分を脅かすものに対して意識を向けがち。
なぜなら、もう二度と危ない目に遭いたくないから。
もう二度と傷つきたくないから。

そう思っていながら、そう思っているからこそ、
過去の脅威や傷をなぞるような体験を、
ついつい目で追い続けてしまう。

そして、せっかく感じの良い人に会えたのに、
わざわざ心がざわつく感じの悪い人のことを
悶々と考えつづけてしまう。

でもね、たとえまた危ない目にあっても、傷ついても、
あなたが損なわれるわけじゃないんです。
あなたの価値が減るわけじゃないんです。

どうしてあの人は、ああなんだろう?
つい気になってしまうだろうけれど、
感じの悪い人には、感じの悪い人の世界がある。
感じの悪い世界にいつづける理由がある。
その人自身が、それを生きるプロセスがある。
つまり、感じの悪さを一生懸命、生きている。
それは、本来はあなた自身とは関係のない世界。

感じの良い人には、感じの良い人の世界がある。
どうして笑っていられるか。
どうして優しくいられるか。
どうして穏やかでいられるか。
どうしてさりげなくいられるか。
どうして明るくいられるか。
どうして正直でいられるか。
どうして潔くいられるか。
どうして強くいられるか。

できれば、そっちの謎を探求しませんか。
感じの悪い人から何かを学ぶのは、
心も体も余力のあるときでいいじゃないですか。

感じのわるい人と出会ったら、
自分自身が生き方を選び直すチャンス。
「そして、私はどうする?」
「私は、どうありたい?」
「私は、なにを生きる?」
自分に問いかければいい。

相手のことは、相手にまかせましょ。
今日も、素敵な一日でありますように。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

「どんなことでも、なんとかなる」「なにごとにも意味があり、学ぶことができる」という考え方をベースに、人の心に橋をかける言葉を紡いでいきます。サポートいただいた場合は、援助職をサポートする活動に使わせていただきます。