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家を建てるためのマインドマップを書く

 誰しも一度は家を建てようと計画したことはあるでしょう。本気で家を建てようと思うと、かなり考えることが多いことに気づきますが、どこから手をつけていいのかわからず、とりあえず住宅展示場にいったり、不動産情報雑誌を見たりします。場当たり的に家を建てる、あるいはマンションを購入するということをやってしまうと、大きな後悔の元です。そこで、マインドマップで自分の家を建てる計画を立ててみましょう。まず、家を建てるにあたって、どんなことを考える必要があるのか、下にあるように大きな枝を書いていきましょう。
・どんな家に住みたいか?
・どうやって立てるか
・予算 お金の工面
・家族の意見
・家の周辺の条件
・住み続けたとして将来は?
・本当に今が家を買うタイミングか?

家を建てる


 太い枝に書く要素が決まったら、その枝(カテゴリー)に関連するキーワードを書いていきます。その様子を下図に示します。

家を建てる (2)

周辺という枝には
・風景
・隣
・通勤
・周りの環境
というキーワードを書いていきます。書いたキーワードに関連付けられるキーワードが次々に浮かんでくると思います。私は、何度か家を変えましたが、隣にどんな人が住むのか予めわかっていると楽ですよね。でも、実際にはそんなことはないのでリスク要因として捕らえリスクのシンボルを書いておきます。周りの環境にぶら下がるキーワードとして、都会、田舎、学校、スーパーマーケットというものが浮かんできます。いざ、そこに住んでみると、学校が遠かったり、ショッピングが不便だったりということが初めてわかったりします。そうならないように、予め調査すべき項目をこうやってマインドマップにしておくと何がわかっていて、何がリスクで、何を調査しないといけないか自然に頭に入ってきます。
 予算については、住宅ローンの組み方、毎月いくら払えるのか収支計画を書いていきます。最後に、本当に今家を建てるタイミングなのかをマップを見ながら考えることです。書いたキーワードの中には、よいものもありますが、不安のものもあるはずです。このマップを家族に示しながら、家族から出てくる要望、不満を書き込んでいくといいでしょう。
書き出したキーワードを全体的に眺めることにより、より確実な決断をすることができるはずです。出来上がったマップがどうもしっくりこないようなら、もう一度書き直してみることをお奨めします。よいマップは一回ではできません。


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