閑話 アメリカの記念硬貨
今回もコインの話題で短くまとめたい。ていちょうです。
記念硬貨とは
皆様、記念硬貨はお持ちでしょうか。記念硬貨とは何らかの出来事や節目で国が発行される硬貨です。記念貨幣とも言いますし、紙幣の場合もあります。
材質や大きさが普通と違ったり、そもそも額面が1000円だったりします。また、日本の場合はどちらかというと発行ではなく販売と言った方が近く、大体額面が1000円の硬貨は1万円以上で販売されます。
一応普通に額面通りのお金としても使えますが、見た目が違うし何より1万以上払って買った硬貨で1000円の物を買うバカはいませんよね。
つまり日本において記念硬貨は日常生活で目にする物ではありません。
アメリカの記念硬貨
今私の手元にある25セントコインを、正式な硬貨と記念硬貨に分けてみました。洗濯機を回すためにたくさん持ってたのでね。
どちらのグループが記念硬貨だと思いますか?
柄の揃い具合を見ていただくと分かるかもしれませんが、左の9枚が正式なデザインの25セントです。
右(28枚)は全部記念硬貨です。
手元サンプリングにおいて実に75%が記念硬貨でした。
アメリカは記念硬貨まみれ
アメリカでは大量流通を狙った記念硬貨が、大量に、長期間かけて発行されてきました。詳しくはWikipediaで。
私が小学生の時にアメリカ旅行に行った時は、定期的にアメリカの各州をデザインした25セント硬貨が発行されている時期でした。
滞在した先にいた私と同い年の子は、全州コンプリートを目指してバリエーション豊かな25セントコインを集めていました。そのための本?台帳?みたいなものも売られていました。各州の地図に該当する25セントコインをはめ込みコレクションするのです。
「ちょっと25セント見せて!」「これまだ持ってないやつだ!交換して!」と言われて「こいつは何を言っているんだ????」となった事をよく覚えています。
こんなところにもアメリカの遊び心を感じるのでした。
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