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つながり

この記事を書いている今は日曜の夕方。
明らかに焼肉をはじめたのであろう香りが外から漂ってくる。
自分で焼いていないのに部屋が炭火臭くなるという、夏の風物詩…。(窓閉めます…)

私はビーガンではないので、好きじゃないもの以外は基本、なんでも食べる。
なので、お肉も食べるものの、世間一般的ほどには、焼き肉やバーベキューに対しての熱量はない。
ほとんど牛肉は食べないし(たまぁに脂身の少ないのを食べたりはする)、夏は、夏野菜があれば生きていけるので、お弁当のおかずに少量、入れるくらいの摂取量。
時々、今日はがっつり食べようかなって時には、お肉もしっかり食べるし、食べたいものを食べたいときに、というスタンスで生活している。

マクロビオティックやら中医学の食養生などなど、いろんなものを見聞きして、自分の中で取捨選択して食べているという感じ。

と言っても、こういう風に自分からいろいろ気にして見聞きするようになったのはここ10年くらい。

そもそもがアレルギー体質っぽく、母がいろいろと調べてくれたり、考えてくれたりしてくれていた影響はとても大きいけれど、親子共々、これは…!と、ハマったのが、「買ってはいけない」という書籍だったような、あれが大きかったような気がする。

確かブームになって、続編とかも出ていて、ただ、商品名出して買っちゃダメ!って書いている本なので(苦笑)いろいろ賛否もあったという記憶。

あのあたりから、母は添加物についての本を読んだりいろいろしていたような…。

私自身は、意識し出してからは、いろんなことが結構な衝撃で、それを楽しんでいたようなところがある。

おいしいと思って食べていたソースの味が、薬品の味にしか感じられないとか、後味の良さ、そうでなさ、などなど。

味覚として自覚できるようになると、なぜそうも違うのか、という興味につながり、いろんなものを見聞きするようになっていた、と…、今思えばそんな感じかなと思う。

とはいえ、まだまだなんとなくだった興味を後押ししたのが、東日本の震災のあとのこと。
原発の問題から、本当にいろんな話をSNSで読んで、あれで一気に食べるものから何から、社会と、世界と全部繋がっていて、人が何にどうお金をかけて、どういう最期を迎えるのか…そんなところまで見えたような気づきがあって、物の見方が変わっていった…。

今は、結構若い人が、そういった食べ物のこととかを発信しているのを見るけれど、中には、子供や、これから子供が欲しい人は注意して食べた方がいいけど、そうじゃない高齢の人は別に気にしなくていい、というようなことを言う方もいる。

私はそれはちょっと違うかなと思っていて、確かに子供や若い人はもちろんだけど、生きている人みんなが健康な方がいいし、今まで散々気にしないで食べてきたんだからもういいだろうみたいなのって、乱暴なんじゃないかなと。

自分達が良くないと思って避けているものを、親や年上の人に押し付けるのか、と。

消費者がいれば、生産者は生き残っていく。
上の世代が買うことで、次の世代にいいものを残していける。
お店は売れないと困るので、売れるものを置くようになる…。

若い世帯は子供にお金がかかるから、なかなか買えないものもあると思うけど、そういうところ、そうでない世帯が主な消費者として台頭していけば…

そんなことをいつからか思うようになった、おかしな平和主義な自分。

いろんな人がいるし、嫌だなぁと思う人もいるけど、でもそんな人たちも、痛いところがなくて、おいしく、ハッピーだったらいいよね、と思います。。(でも嫌な人は私に関わらないで…(苦笑))

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