子宮の中にいるみたい

朝 8:10

今日
予約したいとの連絡をいただく。

自宅サロンへの予約希望。

サロン仕様へと模様替え、
お片づけに諸々準備が必須の状態。

ゆとりを持ってお迎えできる様、
13:00~をご案内。

お願いしますとの流れで、
4年ぶりに自宅サロンへお迎えが決まる。

急な階段の2階へのご案内。

階段の角や、窓格子のホコリ、
施術部屋になる自分のお部屋の隅も、
念入りにお掃除。

久方ぶりに鳴らすアンプは、

絶不調。。。

再生ボタンが言うこと効かない。
かろうじて動くCDデッキを引っ張り出し、
BGMを確保。

前日の暖かさはどこへやらの
小雨模様な日。

暖房セットに、
温熱マットをベットに仕込み、
やや厚めの掛けタオルをセット。
アフターティーと、お茶請け準備。
香りを焚いて、

あっという間に、12:00を指す時計。

フェイシャルご希望とだけ聞き及び、
スキンケア類をセッティング。
施術着に着替え。

12:15 準備完了

お客様
自転車でご来店。

お花、植物を愛でるの大好きとのことで、
我が家の果樹 外交大使の面々をご案内。

青リンゴ、すもも、枇杷、姫リンゴ、ぶどう、金柑、、、、

一巡り後　お部屋へ

美容面も　健康面も　なんにも
施術ケアというものを体験したことがなく、
何だか
面白そうとお越し下さったとのこと。

"何だか"の部分に
ワクワクと少しの緊張をが見受けられる。

いわゆるコンサルテーションというものは、
省略し、
横になっていただき、脈診。

うっすらの緊張ありつつも、
何にも施術説明もしていないけれど、
期待感は大きい御心あったかい脈状。

施術工程お伝えせずに
エネルギー肌感に任せるまま、
施術スタート。

肌自体は
硬くないが
表情筋の柔軟性は低下気味で
皮膚は薄い。

「小さい頃から赤ら顔で、
赤リンゴみたいに真っ赤なのが
ずっとコンプレックスだった。」
とお話くださる。

お顔の筋肉　表情筋。

これが一定の動きしかない。
もしくは、使われていない部分があると、
表情筋の柔軟性が低下。

ほうれい線やたるみの一因となり、
血流が悪くなり、
くすみやリンパの流れが悪くなり、
むくみの原因にもなる。

施術進めながら、
お悩みお声伺いとケア内容フィードバック。

表情筋緩めてから、
お顔そのもの土台。
お顔のお骨。
頭蓋骨へのアプローチを開始。

ゆらゆらゆら

頚椎。
お首のお骨を上下上下に動かし緩めていく。

『　子宮の中にいるみたい　』
とお客様。

『　！！！！！！！！！！　』
となる私。

何故ならば、
この手技。

胎児の時の第一次呼吸にアプローチしているお手入れだから。
まだ、こういう内容のお手入れ方法です。
と、お伝えしていないのに、、、
体感 感じとっていただき、
しかもお声にしてくださる。

そして　そして

『なんか　涙が滲んで来ちゃった。
　私に、ありがとうって 言ってもらってる気がする。』
と。

続けて

『いつも楽しいし、
　人生楽しんだもの勝ちだから、
　いつでも楽しいと思うことしてるのよ。』

『あぁぁぁ
　なんか　心底幸せって感じだわ。』

一瞬
天界まで駆け上りそうになりました

お身体の感受性は、
個々それぞれですが、
こんなに深い体感のお声をいただくことは、
非常に稀で、

お客様もとても深く感動されておりましたが、
私も、
深く深く感動染み込みました。

施術後のアフターティーtimeでは、

『わたし　生まれ変わった感じがする。』
とお客様。

『わたくしも　
　施術者として一皮剥けた様な面持ちです。
　ありがとうございます。』
と私。

すると、

『こちらこそありがとうございます。』
と仰る。

『こちらこそこそでございます。』
と私。

『いやいや　こちらがありがとうです。』
お客様。

『いえいえ　本当にありがとうございます。』
私。

もはや

終止符見えないありがとう応酬

ご新規お客様との新たなご縁。

翌日に、
来月がより楽しみと、
お顔の赤みが、その日も薄らいでいること。
一日、いつもより元気に過ごせたこと。
声で伝えたいと、
お電話くださり、
私も、幸せ元気をいただきました。

幸せ元気が循環するお手入れ。

大好きが
より深まる大好きな時間。

あぁぁぁ
幸せをありがとうございます