【エッセイ】新しいモノにはバグがつきもの

エンジニアにとって、後工程に見つかるバグほど嫌なものは無い。見つかるたびに私の体の中で冷たいものが流れる。

何が悪いのか調査すると、最後的にはそのバグを作り込んだ開発者によるヒューマンエラーだったり組織態勢だったりする。「人の作るものは信用できない」という人をたまに見かけるが、それもそうだなと思う。いくら理論的に正しいモノを考えても、社会実装するには作り手によって放たれる。そこには必ずと言っていいほどバグがある。

「自動運転なんか信用できない」という人がいる。「インターネットは信用できない」という人もいる。「政府は信用できない」という人もいる。そりゃそうだ。全部人類が作ってるんだから。信用ないけど、使わないとずっと信用が無いままになる。ユーザーが問題を見つけることによって、そのモノの品質が高められていく。使うと社会的に致命傷になるモノやサービスは流石にアレだけど、歳をとってもちょっとだけ新しいモノに触る意識は持ちたい。

たまたまテレビで流れてた音楽番組で、25歳以下がよく聞く音楽がさっぱりわからなかったので無理やり書いてみた。

★★★

今日も記事を読んでいただきありがとうございます。

新しいことに対する感度ってびっくりするほど落ちるんですね。

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