【エッセイ】台風ライブ

9月18日開催予定の矢沢永吉さんのライブが何やらネットで物議を醸していた。この悪天候の中でライブを行うべきではないという意見だ。

なんというか、日本から馬鹿が減ってしまったのかなと思う。

昔のライブ映像を見てるとわかるけど、雨が降ろうがお構いなしに夜通しで音楽ライブをやっていた。たまたま絶妙なタイミングで天気が晴れたりすると、そのとき訪れたファン達は感動のあまり「伝説のライブ」として語り継ぐようになる。

もちろんこの例は昔の話であって、普通の一般客だったら嫌だと思うこともあるだろう。

しかし、今回は矢沢永吉のライブである。昭和から鍛え上げられてきたヤザワとその観客達は練度が違う。我々のようなゆとりとは一線を画す猛者達だ。

比較するべきか躊躇したけど長渕剛の桜島ライブを例に挙げてみる。ライブ終了後、バスの手配ミス等で帰れない観客が大勢出たにも関わらず、観客はちゃんとその余韻を楽しんでいたそうだ。

彼らのライブを普通の物差しで計ってもしょうがない。チケットも買ってない外野が評論家気取ってガタガタ言ってるのは滑稽だ。私は別にチケットを買ってない、ヤザワファンでも何でもない只のオッサンだけど、ここは静観したい。彼らはロックなんだ。

今日も記事を読んでいただきありがとうございます。

世間の常識よりも自分の生き様を貫ける方は幸せだと思う今日この頃です。

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