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【エッセイ】転職のきっかけ

ここ最近何社か転職のオファーを受けるようになった。今までは病気のとこもあり、ほとんどの企業から面接まで進むことは無かったけれど、ようやく面談をしてくれる企業がちらほら出てきた。休職後に働いた実績やボランティア活動でのソフト開発経験を示せたのが多分良かったのかもしれない。

ところで転職のきっかけってなんだろう?

人間関係、仕事への倦怠感、年収辺りが多いんじゃないだろうか。

私の職場の人達を見ていると、大半の人達は飽きながらも仕事へのプライドを持ちながら何とかしているように見える。私はもう、こうはなれない。プライドの「プ」の字もないような働き方をしている。リモートワーク中はスマホをいじって全然アウトプットが出せない。出社したいが、会社の始業時間に間に合うように起きれない。一人暮らししようにも、まだ体調に不安がある。何をすべきはわかっているけど、体がついてこない。

だったら社内ニートにでもなったろうか。社内ニートの人も中にはいる。仕事を取り上げられてもお金を貰えてるのはちょっとうらやましい。でも、せっかく生きてるのに何の成果も出さないでいるのは嫌だ。

エンジニアは何かモノを作るためにある仕事だ。じゃあ誰のために仕事をしているか。

答えは製品を購入する顧客のためになるんだけど、私のようなデカい組織で働いてる末端エンジニアはマネージャーから降ってきたきたタスクをこなすことが日常になる。顧客が何を求めて、なんのためにこの機能を開発しているかわからずにやっている。広い視点を持って開発をしようとするとマネジメント側に行く必要がある。

後は会社のために働いている人もいると思う。一緒にシェアを伸ばそう、維持していこうというマインドを持って働いてる人もいると思う。

仕事は誰かのために奉仕することだ。仕事をして幸せになれる人は本当に慈愛に溢れていると思う。少額の給与で満足してしまう私みたいな自己中心的な人間には仕事で幸せになるのは難しい。無理矢理にでも、自分が嬉しかったり楽しかったりする部分を見つけていかないと、また潰れてしまうな。

転職の観点として、自分が何をしているときに幸せを感じるのかわかってる人は失敗しないんじゃないだろうか。

私の場合は周りにチームの成功を一緒に喜べる人がいたら良いな。

これからも自分の心の声を聞いていこう。

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