【エッセイ】思考停止

寝ているのか寝てないのか分からない一日が過ぎ、気だるい平日が今日から始まった。

私は今朝4時から起きてプレゼン資料を見直して修正し、6時頃に朝ご飯を食べて駅に向かうため自転車に乗った。

身体を刺すような寒さになってきた。私は重い足でペダルを踏んで坂を登り始めた。子供の頃は何てこともなく登れた坂が、運動不足のため今にも太腿が吊りそうになった。休日気が向いたら走らないとな。

坂を登り切りいつも使う横断歩道の前に到着した。しかしよく見ると工事のため横断歩道だった場所は「ここが昔からあった横断歩道ですよ」とわかように、連続してテープが長方形になるように貼られていた。

ちょっといつもと違う景色があるだけで、子供の頃から通った道が自分の知らない道のような気がしてきた。よく見ると、反対側の信号も新しくなっていた。何だかいつもより空が広くなったような気がした。

突如、私から見て横向きの車が走り出した。それを見て私は今更ながら、私が向かう方向の横断歩道の信号はずっと青だったことに気づいた。しまった。さらに信号が青になるのを待たなきゃいけない。景色が変わったから見落としたのだろうか。それとも寝不足で集中力が落ちてたのか。思い返すと、それらは関係なく昔から私はこうだった。

自分のことは自分が一番よくわかってない。私の脳は私の体を思い通りに動かし、何でもできると勘違いしている。できないことがあっても自分に言い訳しようとする。でも、そろそろ自身に言い訳するのは止めたらどうだろう?


今日も記事を読んでいただきありがとうございます。

寒さが徐々に厳しくなってきました。お身体ご自愛ください。

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