【エッセイ】技術に対する向上心が摩耗してきた

みんな忘れてるかもしれないが、私はエンジニアだ。たまには技術的なことを書こうと思う。

…はずだったが、特に書くことも無い。向上心の強いエンジニアなら週末に何かモノを作ったりソースコードを書いたりする。知り合いには副業として別のプロジェクトに参画する人もいる。私はしていない。全くしてないわけじゃなく、1ヶ月前まではそんな事もしていた。しかし倦怠期なのか急に面倒になった。半年前から携わっている開発ボランティアにも顔を出してない。

テクノロジーは際限が無い。いつまで経っても、自分はその上澄みすらわからない。しかも開発サイクルを回している中で自分の限界が見えてくる。「自分なんてこんなもんか。」という諦め。「これを一生続けるのか? 今の評価から言って大して給料も上がらないのに?」ネガティブな感情が自分の内から聞こえてくる。ああ、面倒くせー。面倒くせー。何でまだ開発を続けているのか自分でも分からなくなる。

開発を続けてる理由に対して無理やり答えを出すんだとしたら、自分に負けたくないとか逃げたくないといった感情なのかもしれない。ここで逃げて転職しても、次の会社でまた苦しむだけ。だったら他の企業でも活躍できる見込みが立つまで今の事業部で頑張るしかないんじゃないか。

実力がある奴しか仕事は選べない。世の中は凡人が苦しんで実力をつけるように設計されている。だったら、凡人の私も苦労しよう。せめて与えられた業務は間に合わせるように頑張ろう。そういう諦めも今は必要なのかもしれない。でも、ああ面倒くせー。


今日も記事を読んでいただきありがとうございます。

今週はせめて開発ボランティアに顔を出そうかな。

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