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とにかく何回でも見ている好きな映画10-7位

おもに小学生の頃から大学辺りにかけて繰り返し見ていた映画の私的に好きランキングです。

【第10位】シックス・センス

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公開時はとにかく衝撃のラスト!誰にも言わないで!というのを強調していたけどそのラストを知ってからがこの映画の真骨頂だと思う。
1回目驚いて、2回目感心して、3回目皆に想いを馳せて、4回目ネタバレ考察サイトを読んだ上で観て、何度でも新鮮に観られる。お得。

夫は好きじゃないと言っていたけど、私はみんなお互いのことを想っているはずなのに、気持ちがすれ違っているのがとても愛おしくて悲しくて好きです。

常に怯えた表情のオスメント君に庇護欲を掻き立てられて、現在のオスメント君を検索してずっこけるのもお約束だよ!

【第9位】トレマーズ

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アメリカの砂漠みたいな片田舎に突如地中をドリルのように突き進んで人を襲う怪物(グラボイズ)が現れてさぁ大変!というB級感溢れるパニック映画。
このTOP10を覗き込んでいた夫に「これだけ知らないけどなんなのこれ?」と言われましたけど、大好きです!

地中を走るから高いところに逃げなきゃいけないんだけど、高いところに登ってコアラみたいな格好で降りられない我が娘を見たら「トレマーズじゃんww」って言っちゃうくらい私に染み付いています。
ただ今見たら絶対「なんじゃこの映画?!」って言うと思います。

グラボイズ、ジョーズのサメみたいになかなか姿を現しません。
低予算映画なんだと思います。
だけどそこがいいんです。
その証拠に4まで映画が作られましたからね!
でも2以降は見たことがありません、ケヴィン・ベーコンがいないから。

この映画にでてくる武器をたくさん持っている夫婦、めちゃくちゃ頼れます。

【第8位】永遠に美しく

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何ヶ月か前再放送がやっており、夫が「どんな話?」と聞くのでこれは見るべきだよ!と意気揚々と答えましたら「もうわかったから見なくていいや」と言われてしまいました。
喋りすぎました。プレゼン大失敗です。

美と若さにすがる二人の執念から事態がとんでもない方向に向かっていくブラックコメディ。
当時CMで首が伸びるところとか穴の空いたお腹が写っていたのを覚えている方もいるかも?

不死になった二人はとどまるところを知らず殴ったりシャベルでぶっ叩いたり突き落としたり薬を盛ったりその思い切りの良さが小気味いい!

原題がDeath Becomes Herなんだけど、ThemじゃなくてHerたる意味はなんだろうなぁってずっと考えています。

優柔不断なアーネストを〝あの俳優〟が演じているのですが、階段級に落ちぶれていく様が見事!!
何回見てもあの俳優だとは信じられません。
主役の一人を演じるメリル・ストリープもめちゃくちゃ。

秘薬を飲んだメンバーのパーティが出てくるのですが、あの女優も?あのアーティストも?
ここはアメリカ芸能に詳しければ詳しいほど面白いと思います。

スタイルの良い美女たちのファッションも素敵だし(性格は最悪だけど)、怖いと面白いが同立する秀逸なラストシーンにもご注目!

【第7位】天空の城 ラピュタ

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飛行石、空飛ぶ島、そこで働き続けるロボット、空の海賊、炭鉱で働く一人暮らしの少年、空から女の子が降ってくる….何もかもが子供心(と厨二心)をくすぐる宮崎駿のアニメ映画。

ど迫力のドーラ、宮崎監督お得意の乗り物の数々、とにかくワクワクドキドキ。

「40秒で支度しな」からのシータを救う瞬間までがこの映画の中で一番好きです。
あの中の起承転結、演出、カメラワーク、間合い、音楽にいたるまで最高。
皆が抱き合って大喜びして、二人だけタイガーモス号のグライダーを譲り受けて手を振り合う、からのエンディングの流れもまさに大円団で素晴らしい!

40秒で...に限らず「見ろ、人がゴミのようだ!」「バルス」「目がぁ……目がぁあ゛あ゛あ゛……!!」など名言が多いのもキタキタという感じで、もはやラピュタは古典の域に入ってしまったのかも。

ここからは英語版の話になるんですけど、英語版は日本語版にはないセリフや音楽が付け足されてる(しかも派手になってる)、というところは注目に値します。
英語版を見ると日本語版の良さを再認識させられます。
セリフなしでもわかる話/画面作りもすごいと思うし、セリフがないことで人々の気持ちや状況への想像の余地が生まれるのも良き。

あとシータの性格も。
シータは若干内気な少女であるものの、快活さと積極性、強い意志と正しく臨機応変な判断ができる賢さを持っている子だと思うんですけど、英版は序盤からパズーに積極的に話しかけていてちょっと待てという気分になります。

台詞選びって大事なんですね。
逆によく監督が台詞の付け足しや曲の追加変更を許したな。


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