無題

輝く星が死んだ。想像力を道連れにして。跡には空白が残った。瓦礫の山は散り散りになって遠心の円を描く。それでも踊りつづけなくてはいけない。胸の奥の宇宙でそれは。瞳の奥のブルーでそれは。かつて美しい星があった。いまはもうない。なみのおとが聴こえる。彼方へ、彼方へ。かつてわたしだったあなたへ

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