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頭に浮かんだ事をひたすら言葉にしてみる訓練

必ず毎日朝一番にnoteに投稿する。そう決めてから今日で12日目。

短くても、面白くなくても、良しとする。
そう決めてハードルを低くしたはずなのに、
いざ書こうとすると何も書けない。

何も書けないというよりも、こんなこと書いてもつまらないだろうと頭に浮かんだアイディアをどんどん自分で揉み消してしまう。

揉み消してしまう前にとりあえずそのアイディアを書き記してみよう。書き進めることによって何か面白いものに行き着くかもしれない。実際に文章にしてみなければ編集することもできない。「そんなこと書いても面白くないよー」と自分の中の批判的な自分が揶揄しても無視して突き進めてみる。

writer's block(物書きが書こうと思っても筆が進まなくなる状態)の解消方法について面白いアドバイスを読んだ事がある。原文は英語で、誰が書いていたのかも忘れてしまったが要はこんな内容だ:

とりあえず文章に行き詰まったら母親に手紙を書こう。

お母さん、苦しいよ。書けないよ。もう一文も絞り出すことができないよ。そもそも私にはライターという職業が不向きなのかもしれない。何か別の職業を探した方がいいのかもしれない。このライターズブロックという熊が私の書斎に居座ってからそろそろ1ヶ月になる。この熊は胴囲150センチ、首周り80センチ以上ある怪物。獲物を追いかける時にはディープインパクトと競争しても勝てるのではないかと思うくらい速いが、基本怠け者なので今は私の書斎でひたすら眠っている。夢でも見ているのか時折小さな唸り声を上げている。


そんな調子で書けるところまで書き続けてみよう。最終的には「お母さん」やら苦しさを訴える文章は削除して熊の部分だけ残すと結構面白いものが書けているかも。

そう簡単にはいかないかもしれないが試してみる価値はある。熊を解放するためにはまず熊を描いてみる。

さらば、熊よ。森にお帰り。

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