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ちゃんと傷つこう

自分から傷つきにいこうとする人は

かなりなストイック。

今回の話は

傷ついていることに

気づかないフリをしている場合です。

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辛いことが続き

気分が下がり切ってしまうと

人は

感じるセンサーをオフにする場合があります。

オフにすれば

辛い、痛い、悲しい、しんどい、という感情も生まれません。

起こる出来事は同じでも

感情が動かないから

なんてことない、てな具合です。

それはいいかも・・・って思わなくもないけど

副作用として

嬉しい、楽しい、幸せ、という感情も味わえません。

感情オフって

とにかく淡々と、てことなのでしょうか。


スイッチがあるとすれば

自分でオンにすることはできるかもしれない。

久しぶりに入れてみた感情スイッチ

使わないでいると

錆びていることに気づきます。

動きが鈍っているから

感情の動きが見つけられない。

オンにしているのに

オフのような感情。

きっとね

感じる感情によって動く

心の振動が大きく感じて

怖いんですよね。

内側で起こっていることだから

心の振動をどう鎮めていいか忘れちゃってるし。

それは

嬉しいことも辛いことも同じように。

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嬉しいこと、楽しいことを少しずつ

感じられるようになって

心の振動を楽しめるようになってみると

辛いこと、しんどいことを

嬉しいことで誤魔化そうとしてしまうことがある。

感情オフにしなくても

快の感情に注目して

不快の感情をなかったことにするのは

案外簡単だったりもする。

そうしていくと

快ばかりを味わっているような気になる。

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誰でも

気分のいい時があるし

気分のすぐれない時もある。

どちらかだけ、というのはバランスがよくない。

どこかに無理が生じる。


しんどさを知るから

喜びがわかる。

まずいを味わうから

美味しいを感じる。


嫌だと感じることは嫌なの。

不快は不快として

自分の感情を認めてあげよう。


嫌だったよね・・・

と自分に声をかけてみよう。

嫌だった、悲しかった、辛かった、と

自覚することで

自分が安心するよ。


傷ついた自分に優しくできた自分を自画自讃。



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