褒めて育てる
発達障害児の療育に
望ましくない行動を減らしていき
望ましい行動を増やしていく、という目的のため
望ましい行動をした際に褒める
という方法がある。
(大雑把な説明になりますので
詳しい内容について気になる方はご自身でお調べください。)
褒められる、ということが
子どもにとって
どれだけ影響力があるのかがわかる。
私の持論ですけど
発達に凸凹のある子は褒められる経験が
極端に少ない。
それは、注意される機会が
極端に多い、とも言える。
注意するのではなく、褒めることを増やして
その望ましい行動の部分を伸ばしていく、というのは
発達に凸凹があるなしは関係ないと思っている。
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大人になって
人から褒められるのを素直に受け取れない
というのは
褒められなれてない、場合もある。
注意される方が落ち着く、みたいな。
どんな子ども時代を送ったのか
興味深い。
褒められなれてない場合には
いくら褒められても
受け入れられない。
褒めてくれている人を疑ってしまう、
ということもありそうだ。
これも持論ですけど
人から褒められたところを
今までは注意されたりしてきて
そこを直さないといけない、と思っていた場合
褒められても素直に受け入れられない。
注意されたこと、というのは
結構根強く記憶に残る。
そして、理由はわからなくても
これは注意されるようなことなんだ、という
記憶になっていると思われる。
注意されるってのは
望ましくないことだということはわかる。
このような
植え付けられた記憶を
忘れないように記憶に留めておくと
やはり
褒められた時に
疑ってしまうのではないだろうか。
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これをすると褒められる
そうわかれば
褒められることをするようになる。
これは、なんとなくわかる図式。
もしも、
褒められないと何もしなくなる、という図式を
想像したら
褒めることを躊躇してしまう?
きっと
褒め方が重要になってくるように思う。
その行動について褒める。
なぜ望ましいのか、ということを伝えるのも良さそう。
伝え方が大切であるからこそ
伝え方には慎重になり
難しいと感じるわけなんだけれどもね。
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大人になり
人から褒められる機会は少なくなる場合が多い。
褒められて
疑ってしまう場合には
なぜ褒められているのか
理由を考えてみるのもいいかもしれない。
感情はおいといて
行動を見た時に、どこを褒められたのか。
それがわかると
褒められたのも納得!となるかもしれない。
結局
自分が自分の行動なりを褒めていないと
褒められても納得しないのです。
自分を褒めることがハードル高いと感じる場合
まずは
周りの人の褒めるところを探してみる。
普段、この人とは馬が合わないとか
ちょっと苦手、みたいな人の褒めポイントを探してみる。
それを伝える伝えないは別の話で
褒めポイントを探す練習という意味で。
そして、自分を褒める。
褒めると生き生きと成長していくはず。
昔は自分のいいとこを1つも探せなかったあたしも
今は凹んだ時こそ、そこを褒めようというトレーニング中。
褒められるようになって表情が明るくなったと
実感している自分を自画自讃。
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