見出し画像

日本ワインマスター呼称資格認定試験 1級 テイスティング試験

割引あり

さて、先日2024年5月25日に日本ワイン検定1級のテイスティング試験が実施され、筆者も都内某所の試験会場で受験。この記事をご覧頂いている読者の皆さまは、これから1級試験を受験しようとしている、或いは1級に挑戦しようか悩んでいる方々だと思う。

日本ワイン検定の概要については以前の記事で記載しているため割愛させて頂くが、この試験の難関は情報が無い事である。

2級のCBT試験やテイスティング試験もそうであるが、特に1級の試験内容に関しては全く情報が存在しない。筆者も当然その壁に直面してどう試験対策をしたら良いものか悩んだ。例えば公式サイトには以下の記載がある。

  • ①出題内容:テイスティング試験 課題ワイン 4種類、「外観」「香り」「味わい」「品種」に関する設問

  • ⑥合格基準: 筆記試験 正答率70%以上、テイスティング試験 正答率70%以上

JSAソムリエ/ワインエキスパート試験やWSET Level 3のようなテイスティング試験なのであろうと想像は出来るが、具体的にどういうコメントが求められるのか、そこで使用されているテイスティングコメントは何か、試験で合格する為に最も正解になる確率が高い選択肢はどれか、そういった事前情報がないと不安に思うのも仕方がない。実際、筆者もその1人であった。

今回、日本ワイン検定1級のテイスティング試験を実際に受検してみたので、その試験内容と対策について下記する。読者の皆さまが最も興味があるであろう試験で使用されるテイスティングシートも再現した。その再現シートを以下にPDFで添付している為、今後自身でテイスティングの勉強をされる際にも印刷してご活用頂ければ幸いだ。

勿論、本物のテイスティングシートは持ち帰り不可である為、完全に同じという訳ではないが、全体のフォーマットや選択肢で使われている文言は一言一句同じである為、本番同様の練習が可能である。

また、日本ワイン検定公式サイトから購入出来る、以下のMINIVAN/日本ワイン検定1級テイスティング試験対策 白/赤ワイン6種セットを購入して対策しようとされている方、この記事を読む前に購入するのはおすすめしない

日本ワイン検定1級テイスティング対策セット

このワインセットを購入して一人でテイスティングするだけでは何も役に立たない。これは私が実際に購入して感じた経験だ。しかし、本番でどういうテイスティングコメントが求められるかを事前に知った上でこのワインセットでテイスティングをすれば有効活用出る。この記事を読んで頂ければ、本番で活かせる効果的/効率的なテイスティングの自主練が出来るので、少しでも多くのWine Loverのお力になれれば幸いだ。


ここから先は

4,359字 / 4画像 / 2ファイル

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?