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コロナ禍な日常

コロナをきちんと認識したのは、昨年(2020年)の2月だったか。
横浜の方の豪華客船内で感染拡大して
乗客が何日も船から降りられないというニュースを見たときだ。

でもあくまでもニュースの1つという感じで捉えてて
普通に会社に出勤して、友達とも遊んでた。

様子が変わったのは3月になってから。
土日に外出しても、あまり外に人がいない。
お店も早く閉まるようになっていた。

3月末に大好きな10個上のおねーさんと2人で食事に行く約束だったが、さすがにコロナがやばいのでやめよう、という話になった。
コロナを理由に断られたけど、本当は面倒だったんじゃないかなーとも思いつつ。

そして4月に緊急事態宣言が出て、がらりと日常が変わった。
うちの会社は原則在宅勤務。
出社が必要な場合、前日までに上司に許可を取る。
お客さん都合で外出する機会はゼロではなかったが、基本的にほとんど家にいる生活になった。

この時はまだ「台風で学校が休みになった!」ぐらいの感覚で、どこか当事者意識も薄く、ただただリモート生活を楽しんでいた。
周りの人たちも、そんなテンションだったように感じた。

5月くらいから飽きてきた。
家はリモートワークに向いた机も椅子もなく
集中できないから会社がいいなぁと思っていたし、
人と話すことでストレス発散するタイプなので
友達や会社の人たちと何でもない会話をしたいなぁと思っていた。

6月に緊急自体宣言が明けたが、コロナが終息したわけでもなかったので
引き続きのリモート生活となった。

その後は、手狭だった家を引っ越したり、
8万ぐらいする自転車(ミニベロ)を買ったり、
お稽古事(ヨガ、茶道、着付け)を再開したり、
ちょこちょこ友達と対面で会ったりしていた。
冬には1泊だが温泉旅行にも行った。

今年に入って、なんだか勉強欲が湧き
WEBプログラミングをかじってみたり
FPをかじってみたり
英語を学び直したりしてみたが
どれも長続きせず、今に至る。

去年から変わらずやっていることと言えば
スマホアプリの『原神』と、
家事の時にradikoでラジオを聴くことと、
Amazon primeで今まで見たことのないアニメを見るぐらいか。

わたしは幸いなことに
リモートワークができる職場で
コロナ禍のぎりぎり前に信頼のおけるパートナーが見つかり、今は一緒に暮らしており
実家の両親は無事にワクチンを打ち終わり
たまに数名友だちとLINEで近況を話し合うことができている。

それでも、なんとなくずっと閉塞感がある。
人との繋がりが感じられなかったり
好きな時に好きなように外出できないことに
ずーっともやもやを感じている。

こういうことを書くのは
「他の人はもっと大変なんだから!」
のような声が飛んできそうで怖いのだが
リモートワークができる上に
休日はまじで必要最低限のこと以外で外出していなく
自粛の極みな生活をしてると思ってるので、ぜひ許してほしい。

ちなみに同居人は元々インドアかつ勉強家で
コロナ禍の状況が全く苦ではないタイプ。
コロナ前も後もそんなに生活が変わらないと言っているので、何にストレスを感じるかは、本当に人それぞれなんだなぁと思う。

わたしは、インドア半分アウトドア半分なタイプ。
いつでも外に出ていたい!人と関わっていたい!とは思わないが、こうも外出に制限がかかると、半分はストレスを感じるのだ。

そして家にずっといてはっきり自覚してしまったけど、1人遊びが本っ当に苦手である。
1人でやりたいことと言えば、こういう風に考えを文字にすること(紙でもWEBでも)、ラジオを聴くこと、好きなバラエティを見ること、ゲーム など。
気分が乗れば、今まで見たことのない本や映画を見てみたり、謎解きをしたり、絵を描いてみたり。

それでも、わりかしすぐに飽きる。
何日も何ヶ月もずーっと何かにハマるということがあまりない。
(この1年半でがっつりハマった記憶があるのは、produce101japanと、原神くらい?)

わたしのような人、多いと思うのだが、みんなどういう生活に切り替えていってるんだろう。

ちなみに、仕事が忙しくなると、この辺に関して全く悩まなくなる。
(同居人もわりかしいつも忙しそうだ)
多忙なほうが、人間幸せなのかもしれない。
何か新しいことを始めようか。

この「なんかつまらんなぁ」の状況を、何気にずっと打破できていないようだ。

コロナ禍の状況はしばらく続くと思うので、今の生活を基盤に、自分の中で楽しみを見つけていきたい。
何か、見つかったら、それも日常シリーズで報告させてもらおう。

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