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その言葉に愛はあるか 〜プチ悟りへの道〜

以前、夏休みを利用して草津温泉に行ってきました。

とてもよい旅行でゆっくりできました。

しかし、少し考えさせる出来事が最後に起こりました。

わたしたちは今回バスツアーで草津へ行きました。

帰りのバスが出発予定よりもかなり遅れていました。

そして集合時間にいない人がいたので

イライラしていたのか一人の女性客が

「集合時間を守らない人は置いていきましょう」

と言っていました。

さらに炎天下の影響もありバスの冷房が効かなくなってくるとその女性が

「こんなバスに乗せて、客をなめているのか」

とクレームを言い始めました。

更に周りにいる他のお客さんに同意を求めて、

運転手さんに聞こえるように文句を言っていたので、

運転手さんも動揺していたようです。

しかし、この女性の言動を見ていて、

わたしももしかしたら、自分の思うようにいかないことに対して

同じような考えをしてしまうことがあるのではないかとドキッとしました。

確かに時間に遅れて、冷房が効かないことは

乗客にとっては大変な苦痛です。

しかし、文句を言っても冷房が効くわけでも

渋滞が解消するわけでもありません。

そんなときにニュースで報道されていたある女性のインタビューを思い出しました。

岩手県沖で漁船が炎上する事故が起きました。

犠牲になられた親族の方でしょうか?

一人の女性がインタビューに答え、

「こんな事故にあってしまい悲しいが、

震災で遺体も見つからない人たちのことを思えばまだいい方かもしれない」

というような内容のことを話してしました。

生きていれば自分の思うようにいかないことの方が多いかもしれません。

そのことを受け入れて生きるのか、

不平不満、文句を言いながら自分の思い通りにしようと生きるのか。

もしも天から神様が観ていたら

応援したいと思うのはどちらの人でしょうか?

何か意見を言うときに

その言葉に悪意があればただのクレーマー、

言葉に愛があれば人を成長させられる恩人になるのかもしれません。

自分自身に言い聞かせる意味でも勉強になりました。



最後までお読みくださりありがとうございます

みなさんに良いことが起こりますように・・・

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