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損して得とれとは 〜プチ悟りへの道〜

以前、年末に会社を経営している方とお話する機会がありました。

「今年もあとわずかですね

年末はいつまで仕事なさるんですか?」

と僕が尋ねると

従業員は28日までだけど

わたしは掃除しないといけないので、29か30日まで出ると思います。

と答えられた。

僕が従業員の人は掃除しないんですか?

とお聞きすると

『掃除は契約に入っていないのでわたしたちはやりません』

と言われてしまったそうです。

みなさんはこの話を聞いてどう思われますか?

僕の個人的な意見としては従業員の言うことはもっともだと思います

やはり労働者には労働契約というものがあるから

それはそれで守らなくてならない。

契約を無視して過酷な労働をさせるといわゆるブラック企業と言われてしまう

ただしこれはあくまで従業員を守るという法律上のこと

ここから魂的なお話をします

あなたがお客さんの立場になって考えてみてください

自分が1000円の価値があると思うものが800円で売っていたら

この商品にお得感を感じますね

この時あなたの感情が動いたから購買につながる。

1000円のものを1000円で売っても

お客さんからすると『当たり前』なので感情は動かない。

今度は経営者側の視点で見てみましょう

例えば時給1000円で働いている人がいるとする。

この人が経営者から見て時間1000円分の働きをしたとする。

経営者から見ると1000円を支払っているのだから『当たり前』。

でもこの従業員が1200円分の働きをしたらどうでしょう?

この時経営者の感情が動かされるのではないでしょうか

すると時給をアップしようと思うかもしれない。

もし業績が悪くなり誰かをリストラしないといけない状況になっても

この人には残ってもらいたいと思うかもしれない

つまり何が言いたいかというと

自分の持っている力を出し惜しみしちゃダメってこと。

自分の力を出し切るクセをつけていると周りの人の感情を動かすことができる。

そして何より自分の魂の成長につながります

当たり前のことを当たり前にする人は『当たり前』の人生を送ることになる。

もっといけないのは当たり前以下のことしかしない人。

もう言わなくても分かるよね。

自分がその価値以上のものを提供すると一見損をしているように見えるけど

実はそんな人ほど得をしているのです

『損して得とれ』とはこのことだったんですね!!


最後までお読みくださりありがとうございます

今日も一日みなさんに良いことがたくさん起こりますように・・・

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