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AppSheet Databaseの一般提供が開始していた件(既に1年経過...!)

Googleが提供するノーコード開発プラットフォームの「AppSheet」。その中でデータベース機能を提供しているのが「AppSheet Database」です。

AppSheet Databaseがパブリックプレビューになった2022年から、私自身は使い続けています。「いつになったらGA(General Availability、一般提供)するんだろう~?」と思いつづけて早二年。調べてみたら、昨年2023年6月21日に一般提供が開始されていました!😯


AppSheet Databaseとは?

Googleのヘルプによると、Googleが提供するマネージドデータベースといったところでしょうか?PaaS的な位置づけですね。

AppSheet データベースは、AppSheet アプリで使用するデータを整理、管理するための Google のネイティブ データソースです。クラウドベースのスプレッドシートやデータベースといった外部のデータソース ソリューションを利用しなくても、AppSheet アプリ向けのデータモデルを簡単かつ効率的に構築できます。

https://support.google.com/appsheet/answer/12631542?hl=ja

AppSheetユーザの多くは、Google Workspaceで提供されるスプレッドシートをデータソースとして利用している人が多いのではないでしょうか?
私自身、AppSheet Databaseもスプレッドシートも、両方利用しています!

AppSheet Databaseは、スプレッドシートをデータソースとして利用してみたときに感じる課題を解消できるソリューションなのかなと考えています。

  • CRUD用のAppSheet APIが用意されている(Enterprise系プランのみ)

  • データ構造を変更するとアプリが壊れやすい(修正が必要)

  • スプレッドシートを直接操作する際、どんなデータ型の値を入力すべきかを意識しないといけない

    • 間違っているとエラー、データ不整合につながる

    • 入力制御を作り込むと非常にしんどくて手間がかかる

GAになるまでの流れ

2022年10月3日、AppSheet Datbaseのパブリックプレビューがアナウンスされました。このアナウンスを伝えるニュース記事か何かを見て、AppSheetでのアプリ開発を始めた記憶があります。

そこから約8カ月後の2023年6月21日、一般提供がアナウンスされていました。ということに、2024年6月に気づきました🥹

その間もAppSheet Databaseで新しいテーブルを作成したり既存テーブルのメンテナンスをしていたんですが、特に気づきませんでした。。。

私のAppSheetの使い方

業務では使用していませんが、我が家ではバリバリのデータ管理・共有ツールとして活躍しています!1つのアプリの中で様々なことができるようにしているため、純粋なアプリ数とイコールではありませんが、以下のような使い方をしています。

  • 💸資産管理

    • ポートフォリオの購入額、時価、含み益など

    • 譲渡損益、配当金などのデータ、グラフ

  • 🏠家計管理

    • 家計簿(マネーフォワードをやめてAppSheetに移行しました)

    • 医療費(確定申告向けにデータを流用できるように)

    • 銀行口座、証券口座、保険、クレジットカード契約等

    • 交際費(いつ、だれに、いくら等)

  • 🛫旅行

    • 旅のしおり、メモ、事前準備のToDoなど

それぞれの詳細、工夫したポイントなどは、おいおいご紹介していければと考えています🙌

まとめ

このnoteを書こうと思った一番の理由は、「一次情報を自分から見に行く、探しに行くことが重要」と感じたからです。

AppSheet Databaseは、まだまだ日本では知名度が低いと思います。そんな状況でGoogle検索をしたとしても、パブリックプレビューに関する情報が上位に表示されてしまい、それを鵜呑みにしていた自分がいました。英語の情報を探すのは億劫でもありますが、正しい情報にたどり着くためには必要なことなんだなぁと改めて実感しました。

また、AppSheet DatabaseがGAになったことに安心して(?)、さらに活用していきたいと思います!🏃

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