高度な技術を保有するエンジニアが集まるテクノプロ。人の力やスキルの提供だけではなく、お客様のプロジェクトを成功に導くことを目的に支援を行っています。連携してクライアントを支援する群馬支店長の市川 誠とブランチリーダーの成瀬 聡が、社内でも前例のない開発に挑んだプロジェクトについて語ります。
エンジニアがお客様先へ出向。新たな技術を用いた研究開発を支援
テクノプロでは、エンジニアがお客様先に出向してプロジェクトを推進するケースが少なくありません。中でも多いのが、新技術を用いた研究開発を支援する案件です。
2022年7月現在、市川と成瀬は、ともに群馬支店の所属。市川は群馬支店の支店長を務め、成瀬はブランチリーダーとして研究開発をリードしています。
“電子ベンチ”とは、車体を模したアルミフレームにクルマ1台分の電装部品を取り付けた、ハードウェアの評価環境のこと。これを専用の計測器やシミュレータと組み合わせて動作させることで、さまざまな電子制御システムの評価を行うことができます。
営業とエンジニアという、異なる立場から同じクライアントを支援しているふたり。仕事をする上で大切にしていることについて、次のように話します。
課題解決をチームの力で支援。大手自動車メーカーの電子制御システムの評価環境を構築
テクノプロ・デザイン社の中でも自動車分野の推進を行っているモビリティ統括部では、“ESP(エンジニアリングサービスプロバイダー)”という言葉を掲げています。そこに投影されているのは、目指す組織像、そして理想とするクライアント支援の姿勢です。
2017年から始まったSUBARUとのプロジェクトは、まさに“ESP”を体現するプロジェクトでした。
当時、SUBARUの実験部門で、評価エンジニアとして試作車の電装システム評価業務を担当していた成瀬。その成瀬を新プロジェクトに招き入れるようSUBARUに提案したのが、市川でした。
作って終わりではない。クルマ作りに欠かせない文化になってこそ成果と呼べる
テクノプロにとっても初めての、大規模な電子ベンチ開発。さまざまな苦労がありました。
そして2018年、ついに電子ベンチが完成を迎えます。
ところが、新型コロナウイルス感染拡大の影響や事業戦略の変更もあり、ここ2年ほどは環境進化が思うように進みませんでしたが、2022年現在は進化を加速中です。
ここまで挑戦の連続だった今回のプロジェクト。構想を実現するために妥協しないのは、お客様のフラットな姿勢に支えられ、本気度に突き動かされているからでもあります。
難題に挑み続けられる理由は、ひとつ。楽しくて、わくわくするから
量産に寄与する電子ベンチの開発には成功したものの、成瀬と市川は、プロジェクトのゴールラインをずっと先に見据えています。
2013年に市川が営業担当に就任した際には、SUBARU群馬制作所で働くテクノプロのメンバーはたった7名でした。現在では120名のエンジニアが働いています。
思い入れのあるプロジェクトを振り返るふたり。その目に映るのは、未来です。
クライアントにとって必要不可欠な開発パートナーとなり、同じ夢を共有して、実現を目指すために。テクノプロは“ESP”を合言葉に掲げ、これからもクライアントの幅広いニーズに応えていきます。
※こちらの記事は2022年9月時点の情報となります。
▼テクノプロ・デザイン社の採用情報はこちらから
▼テクノプロ・デザイン社のメルマガ登録はこちらから
メルマガ登録(社会人向け)
メルマガ登録(学生・第二新卒・既卒(3年以内)向け)