親子上場は堅牢になる分、取り込める利益は減るという合理性

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https://twitter.com/WBJPPP/status/1544255236923342850

まぁ上場させたり統合したりの結果(弊害)だよね。それにより、一層堅牢になったけど、それはあくまでも可能性。資本が強くなる=最強ではないから。ヤフオクが一気にメルカリにやられたみたいな。リスクなしでリターンはないから。

日本はいわゆる外資かどうかを気にしすぎて物事の真髄が分からない人が多いんだろうね。

自分は外資かどうかよりも堅牢かどうかの方が重要だと思ってるから、それを望まない場合はシャープや東芝のようになってしまうからLINEと統合したのはより堅牢にしなければならなかったという話。

その分外資比率は高まったように見えるけども、今までは外資比率が深く狭くだったのが広く浅くになっただけに過ぎない。LINEが内資比率高まる代わりにY!Jの外資比率が高まった。ただ、元からY!Jは高かったけどね。解消されたと思ったら別の外資になっただけに過ぎない。

ZHDはGAFAに対抗とか言われているけど、アジア勢でGAFA的にっていうことだよね。大きな違いは創業者というのがZHDにはそもそも存在しないということ。そして何よりも「経営統合」みたいなことをしちゃっているし、実際それができるということ。

要は創業者と言うのがいないからそういう手段が可能なわけで例えばMetaとAlphabetが統合といっても両社とも大株主は創業者のわけで(Alphabetの場合は二人いて分割されるから筆頭株主ではない)、AlphabetからするとMetaなみたいな格下と統合するのは冗談じゃないし、Metaからしても俺の会社って言う意味でその地位が揺らぐのは嫌だろうし。

ただ。AlphabetもMetaも共に創業者が株式を14~15%ほど持っているわけだけどもどっちも異常なんだよね。

AlphabetはあれだけM&aを繰り返して未だにそんなに株式を持ってるということはもうずーっと投資をしてきたという証拠でしかないし、Metaは逆に一気に刈り取ったという構図でしかない。だから一瞬でMetaが大きくなったけどドーピングが切れて停滞。ただ、「そもそも」の成長率が異常だったに過ぎないということが言える。Alphabetも異常だけどその上を行ったからね。ただ中身を見るとMetaは4つくらいしかアプリを持っていなくてAlphabetは昔からずーっと投資してきてどんどん上がってきた。だからMetaが最近は息切れでAlphabetはアプリの流星群な企業になってる。

生存する企業は面白面倒いね。

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