ZHDの合併や決算で思うこと

今回のZHDの決算で思ったのは、実際LINEはZHDに取り込まれているように見えるけど、じゃあNAVERがLINEを手放す(売り払う)ことはあるのか?ということ。日本で特に当てたメッセージアプリだけど、タイや台湾でも当たっているんだよね。

でもそれを言ってしまうとZHDがLINE(新社名LINEヤフー)に食われているという見方もできるからね。

アリババに投資してアリババの役員になった孫さんとSBGの役員になったジャック・マー、はたまたFBがWhatsAppを買収してFBの役員になったジャン・コウムと似て非なる事例だと思う。

だって仮にネイバーが手放すにしても経営統合時点でいろいろやりすぎなんだよね。AHDを作って初代会長にイ・ヘジンを置いたりしている。

そもそもLINEは一度買収を断られているらしいし、NaverはFBのSNOW買収案件を断ったという話もある。そんな企業が、鈍化したLINE(というかAHD株式)を今手放すかな?って思う。

投資会社のSBGがアリババを手放すのとはわけが違うからねぇ。ZHDやSBKKが買収できないという理由で、「経営統合」という名目で若干LINEを乗っ取っているようにも見えるけども、それを言い出したら株式市場はそういうものってなるしねぇ。

川邉さんが会長になるのと引き換えにLINEの慎さんが代表権を持つって言うのも五分五分だと思うし。

だから乗っ取りだとかどっちが上と言うのはないと思う。まぁ部外者だから「思う」としか言えないけどね。ただ、会社という体裁上どちらかが連結を取る必要があるから、そういう意味ではSBKKの方がデカいし、ZHDも傘下だし、LINEも日本で生まれたからってことでSBKKが連結を取るのは普通。そうやって変にお互いを意識している感じだからこそ1+1=2となってしまい、3にはならないんだと思う。


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