ソニーとパナの違いはソフトウェア

そもそもソニーは創業者が金融でも稼げるようにとiうことで金融にも進出した。で、これからはハードとソフトの両輪と言うことでソフトもピクチャーズやミュージックを買収していった。

今を考えとそれは正解だったわけで、未来が見えていたのか分からないけど流石だよね。

ハードウェアはアジア勢の台頭によってコモディティ化も進んでしまって、より賃金の安い中国インドに取って代わられる。

だってそうでしょ?ライターを時給800円の日本人が作らないでしょ?ユニクロを時給800円の日本人が作らないでしょ?時給300円程度の貧困国で作らせる。より賃金の安いより人口の多い国がやってしまうからハードウェアで日本人がって言うのは難しい。

対してソニーは唯一無二のものを扱っている。著作権とかIPとかの知的財産だけど。LVMHやディズニー、任天堂、コカコーラみたいにどんどんソフトウェアを買収して唯一のものを増やしている。

だからソニーの場合は価格競争と言うのが存在しえないんだよね。だって競争しないからね。唯一無二だから。ミッキーマウスを作り出せるのはディズニーだけ、コカコーラを作り出せるのはコカコーラ社だけ、みたいな。

パナは別に他の会社が出せるものだからね。で、ハードウェアだからどうしても負けてしまう。だからソニーみたいにやっていくしかない。「やりたくなくても」それは仕方ない事。まぁBtoBに舵を切ってるからまだマシだよね。それでもひどいけど。

だからソニーだってハードウェアはシャオミとかファーウェイに取られてるからね。だからソフトウェアを持ってる分有利と言う話。

モノづくりは賃金の安い国に行ってしまうから勝てないんだよね。で、中国やインドは自国のボリュームがあるからね。

モノづくりは勝てないから固執してる企業はヤバイよね。まぁものづくりって言っても色々あるけど。

トヨタのプリウスと言う自動車を作れるのはトヨタだけだけど、自動車と言う目線で見るともう別に誰でも作れる。昔と違って自動車はコモディティ化も進んでるし。

ソニーは知的財産という唯一無二のもので稼いで、パナはハードウェアと言うコモディティ化が進んでいる業界で稼いでいる。

コモディティ化が進んでいるから賃金の安い国で作られてるiPhoneは高価だし、逆にシャオミなどは薄利多売だしね。とはいっても売れてるから稼げてるという話で、つまりiPhoneが異常なだけだけど。だから任天堂とかにも同じことは言える。だから利益率が高くなる。

まぁコモディティ化についてはwiki見た方が早い。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?