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【コラム】レゴ パーツの分類~アクスル~
この記事はパーツショップ テクニクル内の記事と同じ内容のものです。
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こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。なんやかんやの勢いで始めた当ショップですがテクニック系の商品画像は一通り更新しひと段落付いたということでパーツカテゴリごとにどんな特徴があるのかを話していこうかと思います。
まず、アクスルとはどのようなパーツなのかというとパーツ同士を接続したり骨子のように中に通して固定したり補強する、というのが最も基本的な使われ方でしょう。裏方的な役割なので目立ちませんがテクニックパーツにおいてピンと並んで使用頻度の高いカテゴリだと言えます。
当ショップでは『アクスル』を名称として採用していますが、その他の名称としては『軸(十字軸)』『シャフト』『クロスアクスル』などがあります。口頭では日本語であり直感的に伝わりやすい『軸』『十字軸』が最も一般的に思います。他にもうちではこう呼んでる!こんな呼び方があるよ!というのがあれば聞いてみたいですね。
アクスルの共通の特徴としてはリフトアームやコネクタ類の十字型の穴(以降アクスルホールと呼びます)に差し込めるという点です。このおかげで向き、位置ともに固定ができ、作品の骨組みから外装の保持まで幅広く重要な役割を果たします。
また、ピンの受け口となる丸穴(ピンホール)と同規格で通すことができます。固定はしないので簡単に抜けてしまいますがピンホールに通しただけのアクスルは自由回転しますのでホイールを付けて車軸にしたりエンジンのような機構を再現することも可能です。
ここまででアクスルの概要や共通の特徴に触れてきましたので、ここからは当ショップのグループを例に挙げてどんな特徴があるか軽く触れていきたいと思います。
スタンダード
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普通のアクスルです() これ以上言うこともないって感じですが他のアクスルと差別化するためにスタンダード、ということにしています。一応補足しておくとピンやストップなど副属性がない十字軸のみのパーツを分類しています。
覚えておくと便利な知識として2000年初頭のある時期から 2L ・ 4L ……など偶数の長さはブラックとレッド。 3L ・ 5L ……など奇数の長さはグレー・イエローになっています。このカラーのルールを覚えているとストックの中から探す際に役に立ちます。逆にこのルールから外れた色が欲しい場合、中古品や海外サイトの中から頑張って探さないといけないことになります。個人的には先述の利便性を加味して目を瞑れる範囲ですがどうしても目立ってしまうのは困る点ですね。
ピン
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アクスルの中でもピン付きのものはグループ内の『ピン』に分類されています。以前の記事でも触れましたがピンとアクスルどちらのカテゴリに分類されるパーツか悩まされるパーツ群です。まあどちらでもいいじゃないか、という話なのですが便宜上アクスルに分類しています。アクスルホールとピンホールのパーツを接続する場合や片方をピンで回転させたい場合などが主な使い道でしょうか。こちらもカラーに法則性があり各種1~2色程度になっています。また、カテゴリ『ピン』にも同様のことが言えますが同じ形状に見えるパーツでもピン側に凸があることによる摩擦で好きな位置で固定できるタイプと、この凸がない自由に回転するタイプがあります。慣例というか流通量のせいというか私は特に回転させたいという機構でなければ基本的に固定タイプを使っています。
ストップ
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アクスルの一方や途中にある釘の頭部のようなストッパーや、アクスルが途切れて円柱になっているパーツです。アクスルホールを通した場合、その部分が引っかかることで抜けてしまったりずれてしまうのを防げます。ストッパーはピンホールに設けられているくぼみにピッタリはまるようになっていて表面はフラットになるようになっています。一方センターストップなどの途中にある円柱はピンホールが通過する大きさになっています。
トウボール
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アクスルにトウボール・ミニボールジョイントとも呼ばれるパーツが付いているタイプです。現状1種類で2736のみになっています。もとはけん引車やシリコンゴムを引っ掛けるのに使用されるパーツですがこのサイズに対応したボールソケットが登場したことで一気に汎用性が高まりました。
アクスルその他
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アクスルが付いているパーツの中でも別のカテゴリに分類されているパーツ群です。グループ内が煩雑にならないように『その他』という形でまとめています。
~まとめ~
今回はアクスルについて解説してみましたが参考になったでしょうか?名称や分類など、当ショップでパーツを買うときはもちろん、レゴ仲間との情報交換やパーツ探しを円滑に進めるためにも役立つ知識だと思います。無論この分類だけが正解というわけではないのであくまで参考にということでお願いします。今後もカテゴリごとにコラムを作成していこうかと思いますのでお楽しみに!
ここまで読んでいただきありがとうございました!
【コラム更新中】
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