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テックマツモトのエンジニアリング

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高度なテクニックを駆使しています
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発電所のカメラは設置後のチューニングが必須

AIカメラを推すカメラ会社が多いですが、発電所の周囲は必ずしも無人ではありません。 検知設定について テックマツモトはフェンスに近づいたら発呼する、人または車がこのエリアに入って3〜10秒したら発呼という機能を使い分けて現場の画角に合わせて警報機能をチューニングします。 下の写真のように画面上半分がクルマの通る場所の場合、全体を検知対象にすると警報が鳴りっぱなしになります。 フェンスを越える前に警報を出したいところですが、この場合は敷地に入ったら警報が鳴るような設定を施

発電所では夜間カメラの映り具合が重要

銅線盗難は9割がた夜間に発生します。 警報カメラは夜間でも自動で理想的なカラー映像を録画することができるのですが、悪い条件が重なると全体的に暗くなり犯行映像が撮れないことになります。ほとんどは昼間に工事が行われるので夜間の映り具合まで意識せずに撤収します。 テックマツモトでは夜間に映り具合を確認して、なるべく遠くまで録画されるよう調整します。 雪が降り積もったあとは雪に明るさが合ってしまい、5m先がほとんど見えないこともあります。その場合も手動で遠方まで見えるようチュー

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