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普通の子育て主婦がライター業で10万円稼ぐまで~身を削った笑える苦労話~

こんにちは。ママライターてちこです。WEBライターとして仕事を引き受けるようになり約4年。多い月ではおよそ14万円程の報酬が入り、主婦のおこづかいとしてはいささか多い金額と、自分へのご褒美として買う週末のハーゲンダッツが仕事のモチベーションとなっています。さてこのライター業ですが、きっと誰もが挑戦できるフィールドであり、継続する意思とやる気、そしてちょっとした文章テクニックを学ぶ意欲があれば、多くの方が活躍できる仕事だと感じています。

私がライターとして動き出したのは、上の子が生後1か月の頃。それまでのキャリアを捨て完全に家庭に入ったものの、”仕事がない...”という焦燥感から、”育児をしつつも気負わずできる仕事探し”を行った事が契機となりました。

最初にライター契約を交わしたIT系企業を皮切りに、これまで多種多様な会社と委託契約を結び、現在多方面の仕事を請け負っているところです。前述で多種多様な企業と書きましたが、私には”ライター業はあまりに酷だ...”と感じた瞬間が何度かあります。

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結末からお話ししますと、「作業時間に対して報酬が少なすぎる!!」という金銭に関わる部分です。「えっ...時給換算すると1時間450円...。」「これは割にあってないわー!」「この報酬少なすぎて笑える...」などなど、一人ぼそぼそとパソコンの画面に話しかけながら作業をこなした日々は、今だから笑える、苦労話に富む時期だったりします。

実はこのネガティブな経験には、ライティング初心者だった私の力量が足りなかった事とWIN-WINが成立する良い企業を見抜けなかった事情があります。自分の力量は後からついてくるものだとして、これからライターを目指す方にお伝えしたいのはWIN-WINが成立する良い会社を見抜く方法です。下記ではちょっとした回想録を記載しています。ライター初心者が陥りやすい不合理な真実とは?

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~てちこの回想録~

巷に溢れる”ライター募集”の求人広告。私てちこは仕事を求め、未経験者大歓迎や主婦歓迎の文字に飛びつきました。在宅ワークが可能とのことでWEBライター職に意気揚々エントリーし、テストライティングを受け面接を終えて契約手続き完了。割とあっさり仕事を得ることができました。

そして初仕事として割り当てられたのが、仮想通貨についての記事作成。ビットコインで世界中が沸き、人々が狂喜乱舞していた事実も知らなかった私なので、仮想通貨関連の記事など書ける訳がありません。しかし任された仕事であり、ここはやるしかない。多方面から詳細に調べ上げました。

5000文字という文字数指定に加え、適切なフリー写真を見つけ張り付ける作業もあり、正直なところゴール(納品)がとてつもなく遠く感じられました。当時私の契約報酬単価は1文字1円でしたが、この報酬額には画像貼り付けと記事の修正が含まれていました。さて、未知の分野について5000文字の原稿を作成するのに費やした時間がどれほどかというと、約11時間です。

時給454円...。納品を終えた時にはビットコインやイーサリアム、ネム、モナコインなど、仮想通貨について随分と知識が広がりましたが、頭の中はまるで糸がこんがらがったようにがんじがらめされているような、訳の分からない状態に陥りました。とりあえず何とか1本目の納品を終えた私は、横でスヤスヤ眠っていた娘に「ママ、この仕事無理そうだわ」とポツリこぼしたのを覚えています。そして作業1時間の間にカントリーマアムの大袋を全てたいらげてしまった事も記憶に鮮明です...。

~回想録終わり~

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ライター募集で度々見かける1文字1円という報酬額。この報酬額には、どのような作業内容が含まれ、仕事量はどの程度なのかというところを知っておくことは大切です。企業によっては”仕事内容:ライティングとそれに付随する作業”などと記載がされていますが、もしかするとその内容は

①記事執筆②画像貼り付け③納品④リライト(修正)【修正が何度も行われる可能性もあり】⑤記事UP作業⑥次回記事についての打ち合わせ

など報酬の対価として見合っていない仕事量かもしれません。募集要項が明確であり仕事の流れが読みやすい求人であると、請け負う際に要領を得やすく作業に入りやすいと感じます。

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仮想通貨について記事の作成を続けること3か月。私は自分の書いている記事が人の役に立っているのかというところに大きな疑問を抱きました。ビジネス雑誌や専門誌を読み漁り、仮想通貨の概要や仕組みを把握し学びも多く得られましたが、報酬とはかけ離れたところでどことなくしっくりこず、ライターとして足掛かりになった企業との契約を終えました。

安定して仕事を得ている今だからこそ分かりますが、人には得意分野とそうでない分野があります。不得意な分野に手をつけ時間をかけて作業をするよりも、得意分野でスピード感をもって仕事をする方が仕事効率がUPするのは当然ですね。

”初心者歓迎””未経験からでもOK”このようなフレーズを掲げライターを募集した求人は多くあります。今後ライターとしてスタートを切る方は、ぜひ契約企業とのマッチングを図り挑戦してみてください★




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