MCU映画感想番外編③「スパイダーマン3」

アウトプットの練習ってことでなるべく毎日書こうと思ってたのに2日空いてしまった。
1日書かないとどんどん書くのめんどくなっちゃうもんだね。
長年の習慣を直すのって難しいもんすね。
1年くらい書き続ければ多少アウトプットすることに慣れてくるんだろうか。

前置きはさておき、初期スパイダーマンシリーズの完結編なのか「スパイダーマン3」を見た。

※以下ネタバレ注意

1見終わったときは、ハリーがラスボスになるのかなーとか思ってたけど全然違かったな。
わりと王道的な展開が多かった1と2に比べて、3は邪道というか変化球の連続ってな印象だった。
ピーターが外部の影響とはいえ黒化するはやさぐれるわだし、ヴィランも二転三転して、最後の最後まで誰が敵で誰が味方なのかかなり混乱した。

ピーターの闇堕ちは今作最大の衝撃だった。
謎の生命体に寄生され、スパイダーマンのスーツも黒化したものをまとうけれど普段の服装まで黒化していくのがおかしかった。
しかも段階的に、はじめはトップスのみだったのが最終的に上下真っ黒っていうのがね。
肩を揺らしながら悪ぶって歩く姿やMJに恋人といるところを見せつけるさまは滑稽というほかなくニヤリとさせられた。手を出すのは最低だけども。
前半のプロポーズのくだりといい、ピーターの恋愛に対する不器用さは最後まで安定というか、3ともなるとトニー・スタークなら結婚間近まできてなかったっけ。

そんな堕落してしまったピーターに今回も救いを差し伸べるのがメイおばさんだ。
ピーターが道に迷ったときに、ここしかないタイミングで登場して、思いやりのある言葉で導いてくれる彼女はもはやモーセに見えました。
あくまで別の世界線だけど、MCUシリーズのピーターが「シビル・ウォー」であれほどメイおばさんに心配をかけたくないというのも頷ける。

見終わった印象としても非常にもやっとした感じで1と2からこんなエンディングを迎えるとは思わなかった。
サンドマン(マルコ)がベンおじさんの死の真相をカミングアウトしたところでピーターが「許す。」というのもなんだか釈然としない。
親友のハリーはピーターの身代わりに死んでしまい、彼からの教訓である「選択によって自分が何者か決まる」もそういうとこに落とし込むかというモヤモヤ感のほうが残った。
MJとの恋仲もラストシーンはどちらともとれる終わり方に感じた。

ヒーローもの特有の爽快感を期待する人にはおすすめできないかも。

3作にわたっていい味を出してた名物編集長が地味に好きだったけど、アメイジングシリーズでの再登場はあるんだろうか。

お読みいただきありがとうございました。

#映画 #スパイダーマン

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