【ユーザーインタビュー】悩むの悪くないよ。プロは才能ではないと思うよ。
こんにちは!
TechTrainメンター兼TechBowlでエンジニアをやっている大木(スー)です!
先日、嬉しい報告をもらったので、アンサー記事を書きます!
TechTrainユーザーの tk_zawa くんからの「就活終わりましたの報告」です!
noteを読んでめちゃくちゃ刺激を受けました!
就職活動お疲れ様でした!本当におめでとう!!!
自分で考え抜いて選んだ会社ってとても大事だと思うので、良かったです!
noteのなかで自身のしくじりが参考になったと書いてもらったので、改めて自身が当日のイベントで伝えたことをnoteに残します!
tk_zawa くんとの出会い
tk_zawa くんとの出会いは、TechBowl主催のHackBowl(ハッカソン)の事前イベントであるHackBowl BootCampというイベントでした!
(いきなりハッカソンは・・・と思う方は多いので、各地に出向いてプレイベントを開催しました!)
HackBowl BootCampの趣旨は下記3つです。
1. まずはアウトプットひとつ作ってハッカソンに弾みをつけよう!
2. そもそもなんでエンジニアになりたいんだっけ?
3. これから何をしていこうか?
HackBowlで、より密度の濃い時間を過ごしてもらいたいと考え、開催しました!
HackBowlの詳細に関しては、こちらをみてください!
プレゼン)エンジニアになってガチ泣きした話を話した
自分がエンジニアになって分からないことが多すぎて、ガチ泣きした話をしました。(しくじり先生みたいな話を・・・)
今見返すと、ほとんど中身がないように見えますが(笑)
特に伝えたかったことは下記2つです。
1. エンジニアを始めた当時の感情の動き
2. インプットではなく、最初のアウトプットをやるということが第一歩
この2つについて、もう少し掘り下げて書きます。
すごい人も最初はすごくないから。悩んでも大丈夫。
TechTrainのメンター陣は、そりゃあ、自慢のメンターです。だって、カンファレンス登壇とか、本書いてたりする人いるんですから。プログラミングを始めたばかりのエンジニア初心者にとっては、もうそりゃ神様みたいにすごく見えるわけです。(現在の自分から見てもすごい方々ですが)
そうなると思うのが次のようなこと・・・。
1. こんな質問しちゃってもいいんだろうか
2. そもそも何がわからないのかわからない
3. 自分はあの人たちみたいにはなれないよ
エンジニアを始めた当時の感情の動きとして、このようなことを考え、現場に入ってからもグルグルと悩んでいる方は多く、自分も過去はその1人でした。その時は辛かったです。学び方があっているのか、うまくできているのか、不安は尽きずに辞めてしまう方もいます。(自分も辞めそうでした。)
しかし、TechTrainのメンター陣も過去に同じような悩みを抱いていた方が多くいます。だからその時にどうしたらよいかを教えてくれます。メンター陣も最初からすごい人ではないのです。人間だもの。
「今悩んでいることは正しいよ!それが段階の1つだよ、問題ないからやっていこう!」ということを伝えるために、自分の感情の流れを話しつつ、体験談や失敗談をお伝えしました。
エンジニアはアウトプット評価だから。
自分がメンターになる前に友人から次のような質問を受けることがありました。
友人A: プログラマーになったんだよね?
自分 : そーだよ?どーしたの?
友人A: いや、なりたいと思って。実際待遇とかどうなのか聞きたい。
自分 : 待遇の前になりたいなら何か作ったの?
友人A: 作ってない。ひとまず本読んでる。情報処理試験の資格を
取ろうと思ってて。
アウトプットがないのがお分かりでしょうか。メンターの方々を見ていても思いますが、インプット過多でもなく、資格にはしるでもなく、現場で使えるアウトプットを重視して、学んでいる方が多いです。そういった方々は、総じて高い技術力を持っていると思います。
就職活動でも、就職しようとしている企業のエンジニアだけでなく、最初の評価をする人事などのビジネスサイドの方々も、アウトプットがあるかが最大の評価ポイントです。エンジニア(IT業界と言い換えても良いかもしれません)は、どこまでもアウトプットの業界です。
友人から相談を受けた当時は、アウトプット重視の業界だよ!ということを伝えきれませんでした。アウトプット重視の業界だから「作り続けて、アウトプット!」が大切だということを伝えるために、スライドに盛り込んでいました。もちろん、楽しんでアウトプットできればより良いです!
将来なりたいエンジニア像から逆算して目標を立てる
やるべきことを明確にするために、tk_zawa くんたちと少人数で下記3つを一緒に行いました。
・意識の細分化
・将来像をイメージ
・実現するためのアプローチを分析
考える細かいフローとしては、下記のようにしました。
1. どういうエンジニアになりたいの?→大体みんなわからない。
2. 作ってみて嬉しかったことは何?過去に嬉しかったことは?今楽しいことは何?じゃあそれをもとに開発で楽しいと思う瞬間は何?といったようにひたすらこちらも質問する
3. 質問をもとに、その人が考えるスーパーエンジニア像を削り出す
4. スーパーエンジニア像に近づくために、必要な要素は?要素を手に入れるためにはどんなアクションが必要?を洗い出す
5. 理想の状態とアクションを3年後、1年後、半年後、3ヶ月後、1ヶ月後といったように時系列で逆算してはめ込んでいく
最後に。プロとして仕事をする
イベント当日も話しましたが、一流になれるかどうかは、才能あるなしが関わってくるかもしれません。ただ、プロとして仕事をできるかに才能は関係ないと考えています。自分はずっとエンジニアに向いていないかもと考え、仕事をしています。実際に向いていないこともあります。ただ、プロとして仕事をすることは大切にしています。
ユーザーにヒアリングし、ユーザーが求めているものを提供し、さらにユーザーにヒアリングし、フィードバックをする。
この点に関しては、向いている・向いていないではなく、やるかやらないかです。(自戒もこめて)
とは言え、それでも悩むことは多いと思います。
自分は向いてない、考えすぎて疲れた時に元同期から言われて救われた言葉を残しておきます!(笑)
何年も努力して才能ないかもと思ったなら、それだけ真剣にエンジニアってものに向き合ってるんじゃない?それは向いてるってことかもよ?
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