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【企業分析】IDaaS / シングルサインオンの最大手 okta(オクタ)【米国銘柄】

今回は、シングルサインオン最大手「okta」について解説させていただきます。

本記事の動画版もアップしました。よろしければご視聴ください。

企業概要

【米国銘柄】IDaaSの最大手 オクタ(Okta)【解説】.004

Oktaは、クラウド型のID管理・統合認証サービスの世界最大手の企業です。

【米国銘柄】IDaaSの最大手 オクタ(Okta)【解説】.005

同社の提供するシングルサインオンのサービスにより、ユーザーは1回の認証で複数のシステムにログインできるようになります。
コロナショック以降、リモートワークを本格導入する企業が増えていますが、これにあわせて同社のシングルサインオンを利用するケースも増えています。

業績

【米国銘柄】IDaaSの最大手 オクタ(Okta)【解説】.007

売上推移は年々増加しており、約47%という 驚異的な成長率となっております。

【米国銘柄】IDaaSの最大手 オクタ(Okta)【解説】.008

利用企業も9400を超えています(FY21 Q3)。

株価

【米国銘柄】IDaaSの最大手 オクタ(Okta)【解説】.010

コロナショック時に一時落ち込みは見られましたが、リモートワークによる需要増加により、同社の株価も右肩上がりに上昇しています。純利益はまだ赤字であり、PERは算出不可となります。

株価の妥当性について、(時価総額を年間売上で割った)PSRという指標で見ていきます。

【米国銘柄】IDaaSの最大手 オクタ(Okta)【解説】.011

同社のPSRは「47」と成長率を加味しても、かなり 割高な数値となっております。

競合サービス

【米国銘柄】IDaaSの最大手 オクタ(Okta)【解説】.013

競合サービスをみてみると、同じようなサービスを「OneLogin(非上場)」という企業が提供しております。
現時点では利用ユーザの数はOktaの10%程度となっていますが、今後の動向によっては、同社のライバルとなるかもしれません。

まとめ

【米国銘柄】IDaaSの最大手 オクタ(Okta)【解説】.015

以上となります。

米国企業に興味をお持ちの方、投資を検討されている方のご参考になれば幸いです。

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