MOFに向けて

大阪で友人とmemories of the future(略MOF)という野外フェスをやっている。

フライヤー

宣伝はさておき、この度はこれに向けた準備の話をしようと思う。
まずはイベントの約半年程前に、主催の子からスタッフ各位にイベント開催へ向けた連絡が入る。
そこからミーティングを重ね、出演者が選抜される。
それと並行して各種手続きが進んでいく。
この集まりでの僕の仕事は、廃棄物回収業者の手配と、DJステージを主としたブッキングである。
その基本的な流れとは別に、個人的な本職の事情も絡んでくる。

船員

大前提としてMOF開催日に自分が休めるのかが重要である。
正直な話、自分の職場はギリギリまで予定がわからない。
"ブッキングはしたけれど誘った本人がいません"
なんて事も起こりうるので、想像するだけでも気が気ではない。
それでも自分が社内で進めてきた働き方改革で、以前に比べると休みやすくなった。

働き方改革

以前までは社長が独断で船員の休暇予定を決めており、全くもって休みが少なかった。
おかげで船員の数も仕事の数も減り、いよいよという所まで来たので、現場で見てきた僕に発言権が回ってきた。
もちろん自分が休みたいが故に意見を出すわけだが、"我先に"と自分から休み始めると昔話"蜘蛛の糸"のような醜い休暇の取り合いになる事が予測された。
それ故"まずは周りから"と、自分以外の船員の休暇を組んだ。
それにより周りの欲求不満が解消され始め、自分の休暇も幾分組みやすくなった。

MOF15

この度のMOFと航海の日程調整については、北海道まで荷物を届け、神戸まで帰って来るとGW突入となり、晴れてMOFに参加できる。
この航海日程はスムーズに行くと問題ないのだが、天候により航海が延びると危うくなる。
その延期の予備期間は一週間で、保険をうっておきたい所である。
そこで船員各位との相談が始まる。

北海道まで荷物を届けるまでは自分でやるから、帰りの空荷の航海はGWに被るようなら下船さしてもらえないかと、船長代理含む各位に持ちかけたのである。
返事は快諾で、
『たまには休んでください』
と優しい言葉まで頂いた。
その伏線のおかげでこの度はMOFにしっかりと参加できそうなわけです。

この流れが自分にとってのMOFの準備である。
ご都合よろしければぜひ遊びにきてください。

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