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視点を変えて気付いた現在の仕事

ずっと同じ業界にいて、変わる必要性に気づきながら、日々の仕事に追われ

る事で、言い訳を作り具体的に行動を起こして来なかったのですが、

趣味の木工を通して分かった自分のいる業界やポジションに不足している

部分に気づき変わっていこうと思っています。

違う視点から分かった違い

・企業での独自性が少ない

・自社開発の意識が希薄

・依頼が必ずあり具体化されている

・競争原理が違う

・BtoBの関係で成り立っている

企業での独自性が少ない

建設業の受注方法は大きく二つに分けられる、一つは公共事業

を国、地方自治体等からのインフラ整備の公共工事

もう一つは企業、一般ユーザーからの建物を中心とした方法

で、一般住宅を除いては、設計事務所が設計をして、その図面

と条件で入札が行われる為、使用資材、施工方法なども限定される

為に独自性の必要とされない状況です。

自社開発の意識が希薄

他の業界と比べて一番感じるのはこの部分、先に述べた受注方法

がある弊害とも言うべき状態から、他の業界なら自社のノウハウ

を活かして開発した製品を売り込んだり、見本市などのイベント

で展示して、認知度を上げて販路拡大につなげるなどの動きをし

ているのは、住宅産業に携わっている一部の企業に限られている。

依頼が必ずあり具体化されている

自動車を作って下さいと、頼みに行く人はおらず、企業は自社で

魅力的な製品をより安く付加価値を付けて開発し、宣伝広告に

力を入れて購買意欲を沸かせて、売上に結び付けていく事に

なりますが、公共工事でも一般企業の物件でも先に設計依頼が

あり、公共事業であればインフラとしての役割、企業物件なら

この時点でクライアントの必要性を抽出して、設計を行っている

状態なので、具体化しており作る側はユーザーの必要性を考える

事が求められないので、その視点が養われません

競争原理が違う

企業努力でこの価格の実現なんて言葉をよく耳にしますが、

コストを下げるのは競争の為の一つの手段であり、他にも

新商品の開発、新機能搭載使用方法の提案などの価格を

下げる以外の努力をして、付加価値を付けて利益を確保する

なんて方法を取らずに、入札で評価されるのは価格のみだから

そこには価格以外の競争力は働かず、並みの物を一番安くする

事に注視して良い物を作る視点は育たないでしょう。

BtoBの関係で成り立っている

ビジネス対ビジネス

役所、設計事務所と建設業者  元受業者と下請け、いずれも

プロ同士、政・財・官の癒着状態で受注方法の見直しがない限り

良い物を作り出す土壌はできないでしょうね。

ただ唯一個人向けの住宅産業だけが、住宅メーカーの存在もあって

競争は機能して、良い物は作り出されている状態です。

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だからこそ挑戦してみたい

愚痴っていても何も良くならないので、この住宅産業の一部

である基礎工事を長年してきた経験を活かして、自社物件

作ってみようと考えました、去年二級建築士の学科試験も

合格したので製図試験の合格を目指しながら得た知識を活か

して目標達成する過程を記事にしていきますので、

応援してもらえれば幸いです。













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