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“鉛筆”と“色鉛筆”の材料

子供とお絵描きをしていて「鉛筆と色鉛筆同じ黒色があるけど、色鉛筆の黒色は消しゴムで消せないのはなぜ?」とふと思った。
 
普通の黒鉛筆の芯は、粘土と黒鉛を練り合わせ、焼き固めたもの。
色鉛筆の芯は、ロウや顔料など、油性的なものがタルクなどと練り固められたもの。(タルクとは、書くときに滑りをよくする材料で、ベビーパウダーにも利用されている。)
色鉛筆は油性材料が含まれているため、紙の繊維に入り込み消しゴムで絡め取りにくい。
ちなみに、色鉛筆が六角形ではない丸い形なのは、芯が柔らかくて折れやすいので、落ちた時の衝撃を分散するために丸い形になっている。
 
『参考資料』
https://www.kakimacho.jp/research/1742/

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