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中島公園紅葉ライトアップ初開催

 札幌中心部で11月3日まで初開催されている「中島公園紅葉ライトアップ」に足を運びました。自宅に近く、身近な憩いの場でしたが、ライトアップによって見たことのない景色が広がり、新たな魅力を知ることができました。

 イベントは札幌商工会議所が主催。すすきの方面から南下した地下鉄中島公園駅付近に看板が立っており、協賛企業の多さが目を引きます。

 地下鉄駅出口付近のイチョウ並木は、まさに黄金色。10月26、27両日にライトアップイベント「金葉祭(こんようさい)」が開かれた北大のイチョウ並木に似ていますね。

 一番の見所は、昼間はボート遊びが楽しめる菖蒲池のライトアップ。水面に映りこむ紅葉が美しく、大勢の人たちが映える写真を撮影していました。

 公園の西側にあるホテルの映り込みも絵になります。

 この日は既に閉まっていましたが、会場では食べ比べを楽しめる「焼き芋テラス」も同時開催されています。

 焼き芋テラスの奥にはクレープやハンバーガー、北海道ならではの鹿肉ステーキ丼などが食べられるキッチンカーも出店していました。

 公園内の観光名所と言えば「豊平(ほうへい)館」。明治政府が1880年(明治13年)に大通公園に建造したホテルで、1958年に中島公園に移設されました。ここはいつもライトアップしています。

 もう一つの見所は豊平館の裏手にある日本庭園。ライトアップ期間中は夜間開放しています。先ほど水面に映り込んでいたホテルも、ここからは近いです。

 外国人客も自撮り棒で撮影を楽しんでいたほか、ハロウィンの夜だったこの日は、仮装した若者の姿も見受けられ、なかなか不思議な光景でした。

 札幌は9月のオータムフェストが終わると、12月のホワイトイルミネーションまで主だったイベントがなくなります。冬の足音が近づくこの時期、紅葉のライトアップは観光客を引き付けるコンテンツになると実感できました。夜はけっこう冷え込みますが、恒例のイベントになってほしいと願っています。

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