更正の請求から還付までの流れ (どのくらいで還付されるのか)
住民税に国民健康保険料, 高いなあ……. と思っていたある日, 気がづきました. 2月におこなった確定申告で, いくつかの控除を書きそびれていたことに.
確定申告で「控除を書き忘れた」などで所得税を多く払ってしまった場合に, 「更正の請求」をおこなうことで還付を受けることができます. この記事では更正の請求を行ってから実際に還付がおこなわれるまでの流れと, どのくらいの期間を要するものなのかをお伝えします.
6月16日, e-taxから「更正の請求」を行う
6月16日. 所得税の払い過ぎを確信してからすぐに, 「更正の請求」について調べ, 国税庁の確定申告コーナーのサイトから更正の請求を行いました. 確定申告を行ったことがあれば, 入力の流れは同じような感じなので, 戸惑うことはないと思います.
6月終わり頃 (6月27日), 税務署から「資料提出のお願い」が届く
6月の終わり頃に税務署から手紙が届きました. 「資料提出のお願い」です. 要約すると, 更正の請求で追記した控除金額のエビデンスを送るようにという内容です.
7月5日, 税務署へ返送
エビデンスをまとめ, 同封されていた返送用の封筒で普通郵便で送りました.
ところで, e-taxで更正の請求を行う際にエビデンスの添付もできたような気がしており, もしかしたら, このあたりのステップを省略できたかもしれません.
7月31日, 国税庁から通知がくる (更正の申告が受け付けられた)
7月31日, マイナポータル (e-tax) で国税庁から通知がきます. この記事を書いている今, マイナポータルのお知らせ一覧で見ると, 同日に2件の通知がきています.
この時点で更正の請求が審査を経て受理されたのだなと思い, 安心したものでした. ちなみに「還付申告の処理状況更新について」の内容は, 「還付金を振り込む口座を確認中である」という主旨のものでした.
8月30日, 「還付申告の処理状況更新について」が更新される (支払手続日が追記される)
8月30日に, またマイナポータルで国税庁から通知が届きます.
還付金の入金予定日を知らせる内容でした. ちょっと通知を見返して気づいたのですが, 更正の申告の「申告年月日」が「令和5年7月31日」になっていました.
9月7日, 還付金が入金予定
通知には「実際の入金まで4-5日いただくことがありますよ」と但し書きがありましたが, まあ大きくズレることはないでしょう. ということで実際の入金はもう少し先ですが, この顛末を記事にしようと思った次第です.
「更正の請求」を行ってから実際の還付を受けるまで, おおよそ3ヶ月弱かかった
見出しの通りですが, 更正の請求をしてから還付金を受け取るまでにかかった期間はおおよそ3ヶ月弱です. もちろん地域や担当の税務署や, e-taxでの入力内容にも左右はされるのだとは思います.
すでに払い込んだ住民税もいくらか戻ってくるはずで, 調べた感じだと役所からそれを知らせる連絡があるのだと思います.
確定申告に記載した還付金は割とすぐに入金されますが, 更正の請求による還付金は受け取るまでの時間がけっこうかかってしまいます. できるだけ誤りがないように確定申告できるの一番ですが, 自分ひとりでやっているとどうしてもね.
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