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#移住すべらない話 「つぶすぞ」

突然ですが、越後は金沢に住んでて、東京の会社にも籍を置くような働き方をしてます。

仕事関係のゲストを金沢でお迎えするときもしばしばで、今日はそんなお席での話

のどがキュッとなるようなある寒い日に、東京から音楽会社の仲良しの同僚(年齢は上だけど年次は越後の方が上)が金沢に遊びに来るとのことで、マチナカのよく伺う大切な居酒屋で合流。

大好物の金時草の天ぷら

音楽活動をやっていた過去があるのは音楽会社スタッフあるあるですが、同僚もバンドを昔していて、居酒屋にはその時の後輩(越後より年は上)が居合わせてワイワイやってました。

同僚は越後がFacebookで投稿している金沢の魅力的な投稿や、越後の活動について褒めたり応援してくれたりして、だいぶゴキゲンに楽しく飲んで、てっぺんに差し掛かって同僚も机に熱いキスをするくらいになってきたときにことは起こりました。

「つぶすぞ、北陸で二度と活躍できないようにしてやる」

「お前、俺のほうが○○さんと仲良いからな?」

「金沢の○○は俺担当だからな?」

「北陸でピンクの髪色浸透させたのは俺だから、お前は明日から緑色に染めてこい」

なんということでしょう。最近読んだ東京卍リベンジャーズみたいな罵詈雑言のメドレー。

本当に大切な事は喧嘩に勝つ事じゃねぇ 自分に負けない事だ(佐野万次郎)

落ち着いて話を聞くと、自分の先輩と対等な立場で自分より仲良くしてるのが気に食わないということ、金沢での活躍は外から来た人にして欲しくないという思想があるというその人の想い。
ピンク色の髪色は金沢では差別の対象であって、その解放運動を自分が果たしたのだ、というような趣のお話を聞いた気がします。

そんなこんなでなぜか二次会にも行き、最後まで仲良くならなかったのですが、みなさん、地方移住の地雷は至るところにあるので、年齢はその人のほうが上だけど、相対的に後輩になる人の前で先輩に可愛がられるのは気をつけたほうがいいですよ。あと髪色は自由だと思います。

傷つき、しばらくはショックでご飯をおかわりできませんでした。

っていう話です。

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