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「劇場、音楽堂等における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン 」まとめ

2020/05/14
「劇場、音楽堂等における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン 」〈公益社団法人全国公立文化施設協会〉
を、私なりに分かりやすくまとめてみました!

正確な情報を知りたい方は、こちらの出典先をご覧ください。
https://www.zenkoubun.jp/info/2020/pdf/0525covid_19.pdf


◾️本ガイドラインの位置づけ
新型コロナウイルス感染拡大予防対策として遵守すべき事項を整理し、今後の取組の参考に供するために作成したもの。


◾️施設内の各所における対応策
① 施設内
・ ドアノブや手すり等不特定多数が触れやすい場所の消毒を行うとともに、施設内の換気について十分な対応をとる。
・ 公演の前後及び公演の休憩中に、会場内の換気を行う。
・ 手洗い・手指の消毒を励行するとともに、施設の入口に、手指消毒用の消毒液を極力設置するよう。

② 公演会場入口
・ 手指消毒用の消毒液を設置するように。
・ 行列は最低1m(できるだけ2m を目安に)の間隔を空けた整列を促す等、人が密集しないよう工夫する。

③ チケット窓口
・対面で販売を行う場合、アクリル板や透明ビニールカーテンにより購買者との間を遮蔽するよう努める。
・ 行列では、最低1m(できるだけ2m を目安に)の間隔を空けた整列を促す等、人が密集しないよう工夫する。
・ オンラインチケットの販売やキャッシュレス決済を推奨する。
・ 入場時のチケットもぎりの際は、マスクや手袋を着用する。もぎりの簡略化の導入も検討する。
(来場者が自分で半券を切って箱に入れ、公演主催者がそれを目視で確認するといった方式等)

④ ロビー、休憩スペース
・ 対面での飲食や会話を回避するよう表示や館内放送等により促す。
・ 人が滞留しないよう、段階的な会場入り等の工夫を行う。
・ 常時換気に努める。
・ テーブル、椅子等の物品の消毒を定期的に行う。
・ 入退室の前後に、手洗いや手指消毒をする。

⑤会議室、稽古スペース、展示スペース等
・ 常時換気に努める。
・ テーブル、椅子等の物品の消毒を定期的に行う。
・ 会場定員を踏まえ、利用者が密にならない様に入場制限等を実施する。

⑥ 楽屋、控室
・ 常時換気に努める。
・ テーブル、椅子等の物品の消毒を定期的に行う。

⑦ トイレ
・ 不特定多数が接触する場所は、清掃・消毒を行う。
・ トイレの蓋を閉めて汚物を流すよう表示する。
・ 個人のハンカチ等を使うように徹底する。
・ハンドドライヤーはウイルスを 拡散するため使用しない。
・できるだけ間隔を空けて整列するよう表示するとともに、最低1m(できるだけ2mを目安に)の間隔を空けた整列を促す。

⑧ 飲食施設、ショップ等
・ キャッシュレス決済を推奨。
・ 他の集団との距離が概ね2m以上となるよう座席を配置するよう、席の配置をする。
・ 混雑時の入場制限を実施。
・ 施設内の換気を徹底。
・ 食器、テーブル、椅子等の消毒を徹底。
・ マスクの着用と手指消毒を徹底し、飲食施設の利用者も手指消毒を行ってから入場する。
・ ユニフォームや衣服はこまめに洗濯するように努める。
・ 対面で販売を行う場合、アクリル板や透明ビニールカーテンにより購買者との間を 遮蔽するよう努める。
・ 物販を行う場合は、多くの者が触れるようなサンプル品・見本品は極力取り扱わない。

◾️公演主催者に協力を求める具体的な対策
<公演前の対策>
(1)密集を回避する方策や密な状況を発生させない工夫の導入を検討する。
- 開場・休憩時間の延長
- 入場時のチケット確認(もぎり)の簡略化
- 入場待機列の設置
- 日時や座席の指定予約による人数調整
- 大人数での来館の制限 等


(2)来場者との関係
・ 事前に把握している範囲で、公演ごとに来場者の氏名 及び緊急連絡先の把握に努める。
また、来場者に対して、こうした情報が来場者から感染者が発生した場合など必要に応じて保健所等の公的機関へ提供され得ることを事前に周知する。
・ 来場前の検温の実施の要請のほか、来場を控えてもらうケースを事前に周知する。
・ 導入が検討されている接触確認アプリ等を活用する場合、その旨を事前に周知する。

(3)公演関係者との関係
・ 氏名及び緊急連絡先を把握し、名簿を作成する。
また、公演関係者に対して、こうした情報が必要に応じて保健所等の公的機関へ提供され得ることを事前に周 知する。
・ 現場の対応方針を、全員に周知徹底。

<公演当日の対策>
(1)来場者に対し以下について周知する。
・ 咳エチケット、マスク着用、手洗い・手指の消毒の徹底
・ 社会的距離の確保の徹底
・ 下記の症状に該当する場合、来場を控えること。 咳、呼吸困難、全⾝倦怠感、咽頭痛、⿐汁・⿐閉、味覚・嗅覚障害、眼の痛みや結膜の充⾎、頭痛、関節・ 筋⾁痛、下痢、嘔気・嘔吐

(2)来場者の入場時の対応
・ 以下の場合には、入場しないよう要請する。
① 発熱があり検温の結果、37.5℃以上の発熱があった場合
② 咳・咽頭痛などの症状がある場合
③ 新型コロナウイルス感染症陽性とされた者との濃厚接触がある場合
④ 過去 2 週間以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国・ 地域への訪問歴及び当該在住者との濃厚接触がある場合 等
・ 事前に余裕を持った入場時間を設定し、券種やゾーンごとの時間差での入場、開場時間の前倒し等の工夫を行う。
・ 入待ちは控えるよう呼び掛ける。
・ オペラグラス等の貸出物について十分な消毒を行うとともに、十分な消毒が行えない場合は貸し出しを行わない。
・パンフレット・チラシ・アンケート等は極力手渡しによる配布は避ける。
・ プレゼント、差し入れ等は控える。


(3)公演会場内の感染防止策
・ 消毒や換気の徹底、マスク着用と会話抑制等、 複合的な予防措置に努める。
・ 座席は原則として指定席にするなどして、適切に感染予防措置がとれる席配置とする。
・ 座席の最前列席は舞台前から十分な距離を取り、また、感染予防に対応した座席で の対策(前後左右を空けた席配置、又は距離を置くことと同等の効果を有する措置 等) に努めてください。
・ 公演中の来場者同士の接触は控えていただくよう周知するほか、座席のひじ掛けの使用についても、左右いずれかに統一する。
・ 来場者と接触するような演出(声援を惹起する、来場者をステージに上げる、ハイタッチをする等)は行わない。
・ 場内における会話は控えていただくよう周知する。
・ 事前に密集状況が発生しないように余裕を持った休憩時間を設定し、トイレなどの混雑の緩和に努める。

(4)公演関係者の感染防止策
・ 各自検温を行うこととし、37.5℃以上の発熱がある場合には自宅待機とする。さらに、発熱の他に、下記の症状に該当する場合も、自宅待機を促す。 咳、呼吸困難、全身倦怠感、咽頭痛、鼻汁・鼻閉、味覚・嗅覚障害、眼の痛みや結 膜の充血、頭痛、関節・ 筋肉痛、下痢、嘔気・嘔吐
・ 表現上困難な場合を除き原則としてマスク着用を求める。
出演者間で十分な間隔をとるようにしてください。また、公演前後の手指消毒を徹底する。
・ 楽屋等では使い捨ての紙皿やコップを使用する。
・ 仕込み・リハーサル・撤去等において、十分な時間を設定し、密な空間の防止に努める。

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2020/05/25

劇場、音楽堂等における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドラインの改訂

◾️施設管理者が講ずる具体的な対策
(2)施設内の各所における対応策 施設内

・5月 14 日付け版:施設の入口に、手指消毒用の消毒 液を極力設置するようにしてください。不足が生じないよう定期的な点検を行う必要があります。必要であれば、入口数を制限することも検討ください。

改訂版:手洗い・手指の消毒を励行するとともに、施設の入口に、手指消毒用の消毒液を極力設置するようにしてく ださい。不足が生じないよう定期的な 点検を行う必要があります。必要であれば、入口数を制限することも検討く ださい。

◾️ロビー、休憩スペース

5月 14 日付け版:記載なし

改訂版:人と人との距離を最低1m(できる だけ2mを目安に)確保するよう努めてください。

◾️5 公演主催者に協力を求める具体的な対策 <公演当日の対策>
(2)来場者の入場時の対応

5月 14 日付け版:③過去 2 週間以内に感染が引き続き拡大している国・地域への訪問歴がある場合 等

改訂版:③新型コロナウイルス感染症陽性とされた者との濃厚接触がある場合 ④ 過去 2 週間以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国・地域への訪問歴及び当該在住者との濃厚接触がある場合等

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